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謹賀新年
2022年あけましておめでとうございます!
お正月ではありますが、毎週土曜日に執筆するということを掲げておりますので、休まず投稿させていただきます。
毎週見ていただいてる方はお気づきかもしれませんが、私が書いているこのnoteは陸上部での思い出をただ書いているだけではなく、入部当時〜陸上部引退までの出来事を時系列に並べて描いています。
今現在、高校2年生の冬あたりを書いていますが、どんな形で引退を迎えるのか、ストーリーとしても楽しんでいただければ嬉しいです。
(ここからいろんなことが起きます。笑)
そして、これは狙ったわけではなく本当にたまたまなのですが、今回書こうとしているのは年明け(2009年)の記事です。
2022年の正月に、13年前の正月を振り返って記事を書いているのはおそらくこの世界で僕だけではないでしょうか?笑
そんなこんなで今年もよろしくお願いします!
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2008年最後の練習は合宿だった。
OBの方が何人も来てくれて、限界まで追い込む...はずだった。
だが、大雪により陸上トラックは真っ白。
予定していたメニューは行えず、雪の上を走ることになった。
降り止まない雪によって、みんな髪が真っ白になりながら走ったのも今となってはいい思い出だ。
この合宿後、年末年始の休暇となった。
この休暇中も、俺はもちろん陸上のことばかり考えていた。
大晦日や元旦も家の周りを走って汗を流した。
2009年は、陸上部としての最後の1年。
さらにスポーツに本気で打ち込むのもこの1年が最後だと思っていた。
自分自身後悔なく終わりたいという思いに加えて、部員全員が最高な形で終われればいいなと思っていた。
年が明けて、俺は連絡先が分かる部員全員にメールを送った。
たしかこんな内容だったと記憶している。
あけましておめでとう
部活最後の1年頑張ろうね!
こんな部長ですが、
最後までよろしくお願いします。
そして、こんな文も付け足した。
笑って引退しようね。
これは、みんな笑顔で終わろう!という意味ではなくて、むしろ逆の意味を込めていた。
全員で涙を流しながらも、笑ってる...みたいな終わり方にしたいと思っていた。
そして、俺はその輪には入らず一歩引いたところからその光景を見ていたいなとも思っていた。
このときは、まだそんな終わり方ができるほどのチームワークはなかったと思うが、そこに向かって頑張ろうと改めて気持ちを入れ直した。
スポーツはもちろん「結果」も重要だけれど、「終わり方」も重要だと感じていた。
そんなことをぼんやり考えた2009年1月1日
を振り返っている、2022年1月1日。