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流し読みという悪癖

どうも颯です。
最近文字コンテンツを発信するようになって、より文章や言葉について深く考えるようになりました。文学を読んでいる際にもこの言い回し素敵だなとか、この比喩かなり秀逸だなとか、言語を意識的に頭にインプットする機会が増えました。

そこでなぜ今までこの言葉・文字について深く考えたことがなかったんだろうと思うことも増えました。
結論として「流し読み・流し聞き」していたことに気づきました。
これはほぼすべての人が行っており、実にもったいない悪習慣と言えます。1日に人は20~30万文字目にすると言われています。これは一般的に生活している人の平均値なので読書をする人などではありません。
そうなると、実際に新しい言葉に遭遇することも段々と減ってきます。すると、脳はサボるために一度見たり聴いた言葉を無意識的に流すようになります。これが「流し読み・流し聞き」の原因だと考えられます。

なぜだめなのか

本来であれば1日に20万文字もみていれば、100文字くらいはいい言葉や表現に出会えているはずです。この世はキャッチコピーで溢れていますから
でも1日を振り返ったときに今日目にしたいい表現はなんですか?と聞かれるとほぼすべての人が「わからない」「なかった」と答えるでしょう。
それが無意識的に情報が頭から流れ落ちている状況なのです。
たった1文でも毎日いい表現が見つかれば1ヶ月でそれなりに文章がかけるくらいのスキルが身につくはずなのです。
これは現代において凄まじい機会損失といえます。

仕事の基本は伝えること

仕事の基本は「伝えること」だと颯は考えています。ライターだけではなく、営業の方はプレゼン資料に入力する文字を、デザイナーはポスターにデザインする文字を、映像作家は絵コンテにいれる文字を。使って仕事をしているはずです。そのクオリティが上がれば自然と伝わることも増え、より効率的に仕事ができるようになるでしょう。
つまりはほとんどの才能や一部の天才以外は意識するだけで自分の感覚を研ぎ澄ませるだけで生活の質を、仕事の質を、変えていけると言えます。
自己啓発本のほぼすべてがこのような内容です。
意識することが大切なんです。頭で理解しているだけでは不十分なのです。
今日から、いや今から意識的に文字を飲み込んでちゃんと脳で消化してください。

ところで、この記事で何処かにいい表現ありましたか?
この記事は約1000文字あるのでいい表現だなと思える部分が1文でもあれば幸いです。

最後までご拝読くださりありがとうございました。

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