『不協和音』という共創プロジェクトを始めました
この度、『不協和音』という共創プロジェクトを友人と始めることにしました。最初はエッセイをテーマに、作品作りを進めていきます。
『わかりあい』を増やしたいと思った
以前、「普通になれないなら...」という記事を書きました。周りとの違いに葛藤した学生時代を振り返ったものでした。
この記事を書いた後、なんで普通になりたいと思っていたのかをずっと私なりに考えていて、至った結論は、当時の私は、自分のことを他人に理解して欲しかったのだろうということでした。変わっていると言われるでもなく、共感をされるでもなく、単に理解されて認められたかったのだろうと。
でも、それっていまだにあるよなと改めてふと思ったのです。コロナ下でオンラインでのやりとりが増えた昨今、相手のことを知りたいと思う動機は強くなるばかりです。目的やアジェンダで話すことが決まったオンラインの会議だけじゃわからない、相手の価値観や見えてる世界や思いが気になる、次第にそう思うようになりました。もしかしたら、私以外にも同じようなことを考えている人がいるかもしれません。
少なくとも、私は相手を理解して認めたい。そして、わかりあった時間を共有したいと考えた時に、何かアクションを起こしたいと思い、今回のプロジェクトを立ち上げることにしました。
プロジェクトに込めた『わかりあい』への思い
不協和音というネーミングには、違和感が面白さに変わる瞬間を作りたいという思いを込めています。
同質でない、全く違う別の誰かの考えとか、気持ちとかをわかろう、理解しようとすること、そして、理解して、相手を認められるようになった時、一緒に何かできるようになった時って、すごい相互に得るものがあるなあと。共感とは違った意味での『わかりあい』を作っていきたいと思っています。
『わかりあい』を創るために
『わかりあい』をどのように創っていくのがいいかを考えた時に、真っ先に思いついたのが創作活動でした。
何かテーマを共有して、それぞれが思い思いのものを創って表現して分かち合う。誰かを相互に理解し、認め合い、面白がるのには、創作活動を一緒にするのが一番良いんじゃないかなと思っています。創る過程も楽しみつつ、出来上がったものも一緒に鑑賞しながらお互いに理解する。そんな活動をイメージしてます。創作活動を共に行っていくから共創と私は呼んでます。
『不協和音』では、様々な創作活動を通じて、『わかりあい』を創り深めることを目指して活動をしていきます。そのまず第一歩として、エッセイを軸にした創作活動を展開していきます。
エッセイを選んだ理由
私がエッセイのファンだからです。人の思考を覗き見している感じと、自分にはなかった新しい視点の気づきを得られると思っています。
また、一緒にプロジェクトを始めてくれる kuroda がライターということも影響しています。一緒に創るものは、相手が一番自分を出せる、表現できる、楽しめる方法が良いと考えているためです。お互いがちゃんと好きなものを見つけながら、作品をお互い創りつつ、たまに相手の作品に呼応したり、フィードバックを返したりしながら作品作りを進めています。
『不協和音』に参加してみたい人へ
今はまだ本格的にメンバーを募集していません。私と kuroda の二人で運営していきます。実験期間と思ってくれたら嬉しいです。もしかしたら、どこかで頓挫したり、逆にめちゃくちゃバズったりするかもしれないですが、温かくみていてくれると嬉しいです。
しばらくしたら note のサークル機能を使ってみようと計画しています。準備ができたら改めてお知らせを出します。それまでは、上記のマガジンをフォローしたり、コメント書いたり、記事に触発された二次創作などを楽しんでもらえると嬉しいです。ちゃんとコメントみていますし、返事もさせてもらってます。