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不協和音

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エンジニアとライターが始めた共同執筆プロジェクトです。エッセイを軸に、自分の感じたこと、考えたことを発信したり、同じテーマで互いに呼応したりする作品を作っています。
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#仕事

とびきり甘いスイーツは、ときどき食べるくらいがちょうどいい

私は、休むのがあまり得意ではないらしい。傍目から見て「やすんでそう」に見える時、例えば、休日コーヒー飲んでぼーっとしてる時とか、も「あの実装どうしようかな」とか考えている。脳内シミュレーションをいつも繰り返していて、そのことで頭がいっぱいなのだ。 年末年始に、私は帰省しなかった。あまり長い休日ではなかったことと実は仕事が溜まっていることと、猫が心配だったこと。理由は幾つでも挙げられるが、要するに帰省する気分になれなかっただけなのだが。 年末年始に家に引きこもっていた私は、

仕事用のアンドロイド、プライベート用のアイフォーン

仕事柄、スマホは2台持っている。アンドロイドとアイフォーン。 どっちも仕事用っちゃ仕事用なんだけど、一応使い分けがある。アンドロイドは仕事用。アイフォーンはプライベート用にしている。 でも実は、この使い分けをするまでに考えられる全パターンを試しているのだ。具体的にいうと、4パターンである アイフォーンだけ アンドロイドだけ アイフォーンを仕事用、アンドロイドをプライベート用 アイフォーンをプライベート用、アンドロイドを仕事用 上から順番に試して行って、結局一番最

社長室の番人

会社で大掛かりな席替えがあり、社長室の番人みたいな位置の席になってしまった。 秘書でもないのに、社長が面接なのかミーティングなのか、ただの離席なのか把握できてしまう。把握できてしまうから、社長に用事のある人は「あれ、社長は?」とわたしに尋ねてきて、わたしは答えることができてしまう。困ったものだ。 控えめに言ってわたしは自社の社長が大好きだが、社長室の掲示物や備品の整理などをする時に、すぐ手伝いにきちゃうのにはとにかく閉口している。「わたしのことは空気だと思ってくれ」と言おう