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【レッスン日記】歌うための「土台」を固める
こんにちは。林です。
昨日は今年最後の、レッスンの仕事でした。
月に一回ペースで受けてくれている中学生の子がいるのですが、
ちょうど一年続けてくれました。
無口でシャイで、最初は感情の読めない子だったのですが、
最近は慣れてきたのか、反応も大きくなって笑ってくれることも増えてきて、
トレーナーの仕事は、技術だけじゃなくて
こうやってその人の人間としての変化も感じられるところがいいなぁ、と思うのです。
その子は「高音を出せるようになりたい」とレッスンを受け始めて、
最初に歌を聴いた時に「音感はよいけど、体が使いきれていない」と感じたので、そういう部分からアプローチしていくことにしました。
具体的にやっていることは、
腹式での発声を身につけて、のどに頼らない声を出せるようになるトレーニング です。
僕のレッスンでは、
・腹式呼吸の基本を確認
・「呼気(息を吐く)」方にフォーカスして練習
・呼吸を安定させるための腹筋トレーニング
・少しずつ声に活かしていくトレーニング
といった内容のトレーニングを提案して、やってみてもらっています。
これをやることで、声の支えとなる息が安定してくるので、
より楽に、よりパワフルな声が出るようになってきます。
なかなか時間がかかることではあるのですが、
中学生はさすが飲み込みが早い!
(剣道経験があるので、もともと体幹はしっかりしていたのかも)
最初の頃に比べて少しずつ安定してきて、
本人は気づいていないけど、確実に声が出るようになってきています!
最近取り組んでいた曲は、裏声と地声の行き来が頻発するなかなか難易度の高い曲で
(自分も歌ってみたけど、本当に難しい、、、
昨日仕上げのレッスンでしたが
体の使い方が安定してきたおかげか、ポイントをつかんで格段にうまくなりました!
こういう成長を見られるのは、トレーナーとして本当に嬉しいです^^
本人は、特に音楽活動をしたり歌でどうなりたいと考えたりしているわけではないようですが
声質かっこいいし、10代はちょっとしたきっかけで才能が爆発する可能性を秘めているので、
覚醒してくれることを勝手に期待している僕です。。。笑
もちろん、本人の人生観が一番なので、
あくまで伴走役として、サポートできればいいなと思います。
それでは今日はこの辺で!
寒いので、鍋でもしたいですね〜🍲