「強制力、探究心、利他的行動」でやる気が出ない自分を動かす

私が自分の体で検証した、
やる気を出して行動を起こす方法をお話します。

自制心・意志力を頼りにしてはいけません。


強制力で動かす

・生理現象で動く

私は鬱で寝たきりの状態が多かったので分かるのですが、
トイレや食事の時のみ体が動きました。

「散歩に行こう」「朝ごはんを食べよう」「就活しよう」
と思っても全く指一本動かないのに、
この瞬間だけはスッと動ける。

これは今でも使えます。
「まあ、いつかトイレに行くし…ベットから出る瞬間は必ず訪れる」
みたいな

・締切で動く

分かりやすいのは出勤時間ですね。
いかに眠くても、行きたくなくても強制されるので、
人は動けるのだと思います。

人はある程度縛らないと行動しなくなります。

死期が迫る、年齢を積み重ねると
「残りの人生後悔しないためにこれをやってみたい」
という選択も増えてきます。

他にも、「セミナーの募集の締切あと3日」とかで使われる
決断を迫るテクニックもありますね。
これもある種の縛りです。

探究心で動かす

・研究してみる

「自分がこの行動をすると、何が起こるのか見てみたい」
「自分の脳内である仮説が立つ、これやったら絶対上手くいくはず」
とワクワクすると動きやすいです。

私の実験の場合
「この文章を書く事によって、多分世の中の1人の為にはなるだろう。だったらやってみても良いんじゃないか?」

「この結果、何が自分に変化をもたらすか見てみたい」

「自分の仮説が正しいのか見てみたい」

脳内の妄想を検証してみる。
思ってたのと違うこと、意外と上手くいかないこと、
不思議と上手くいくこと。

【分からない】は行動力の源泉の1つです

利他的行動で動かす

・感謝と思いやりを使う

利他的行動をする人の方が、将来的に成功する確率が高いらしい
(研究結果はあるが、自分の言葉ではないので…らしいとします)

「この行動をするとあの人喜ぶだろうな〜」
「自分1人だけの事を考えると、この選択が合理的だけど…皆の利益を考えると自分はこっちを選んだ方がいいな〜」
とか。

生物学の歴史上
太古の昔から、人間は感謝や思いやりの能力を持った人の方が生き残り易かった。
感謝と思いやりは自制心の一種だが、人間の進化の中で身に付いてるものであり、誘惑から逃げる為の自制心とはちょっと質が違う。

嗜好品を意志力で止めるのと、感謝のメールを送るのは、
後者の方が簡単です。

「友達が来るから部屋を片付けよう」も同じ原理ですね。

利他的行動は合理的ですが、
見返りは求める自分の気持ちには気付きましょう。
利他的行動をするのは自分の為で、そう思うのは普通です。

失敗談を紹介ーーーーーー
私、会社の社長に「相手の事をやれ、見返りは求めるな」と言われ。
まあ…1ヶ月やってみるかとやったら2週間で発狂しました。
見返りが欲しすぎた…身を削られるだけでした。

見返りを求める自分に気付くだけでも大事です。
結局、最多利益を出そうと思ったら利他的行動は必須だと思います。
(これは私の中での説)
ーーーーーーーー

・他人からの依頼で動かす

「私個人に対して仕事が入った」とか
「この時間にお会いできませんか?」とか
人からお願いされた事があると動きやすいです。

休みの日でも
この人の為に資料作ってあげよう〜
とか思うと行動できますよね。

強制力の一種でもあると思います。

なぜ自制心・意志力を頼らないのか

・自制心には限界値がある

自制心は無限ではなく、限界値があります。

MP(マジックポイント)というと、ゲーム好きの人には分かりやすいかと思います。
ゲームと違うのは、使えば使う程身体に不調が来ます。

枯渇すると短期的報酬に飛び付きやすくなります。

仕事終わりにコンビニに駆け込み、お菓子を貪るのは
私もよくあります。

仕事で相当自分に負荷を掛けている証拠ですね。
その日は良いかもしれないけど、
長期的に仕事をするとなると続かない可能性があります。

・生物は短時間で高報酬を選ぶ

コーヒーやゲーム(嗜好品)を辞めたくてもやめられない
現象は誰にでもあると思います。

長時間かけて優しい刺激に包まれる瞑想とかは
利点を知ってないと中々やらないものです。

生物は生きる為に
目の前の食事を優先するので、そういう事が起きます。

自分のMPが豊富なら
利益に飛び付く前に理性が働くので、人間は先の事を考えます。

自身の失敗談

自制心を使って疲弊した話、
自制心が効かずに暴走した話をします。

・中学の試験週間で燃え尽きた話

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