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全盲のダニエルさんに学ぶ

こんにちは~!
林原晴香(@hayasibara123)です!

アメリカ在住の視覚障害者、ダニエル・キッシュさんという方がいらっしゃいます。

ダニエルさんは、生まれつきの病による全盲の方。

でも、トレーニングで習得した“ある技術”によって、細い道でもスイスイ歩き、トレッキングや、マウンテンバイクで、専用のコースを難なく走破したりできるのです。

その様は、すべて見えてるんじゃないか、と思うほど。

ダニエルさんがトレーニングで身に付けたのが、「エコーロケーション」という技術。

「エコーロケーション」とは、イルカなどの動物がやっている手法で、自ら発した音が、‘何か’にぶつかって、反響したものからその‘何か’までの距離や、材質(硬いもの、柔らかいものなど)を知る、という技術です。

ダニエルさんは、口(舌)を鳴らして(「クリック音」と呼んでました)自分の周りにある、あらゆるものの距離や質を知って、自分の周囲の情報、位置関係を知って、生活のあらゆる行動を難なくこなしていました。

そのときのダニエルさんの脳は、視覚で使う脳が活発に働いているそうで、まさに、‘脳で見ている’状態だとか。

動画で実際にダニエルさんの動きを見ると、健常者とほとんど、いえ、全くといっていいほど変わらない動きをされていました。

過去のテレビ番組では、ロンドンパラリンピックの水泳で金メダリスト、全盲の秋山里奈さんにこの「エコーロケーション」を指導されていました。

ダニエルさんは、秋山さんの家族の自宅に招かれて、手巻き寿司をごちそうになるシーンがありました。

見えてても、外国人は初めて食べるのに手こずりそうな手巻き寿司を、ダニエルさんは、スイスイと食材を取り、上手に、巻いて食べていました!

秋山さんは、ダニエルさんの指導で「エコーロケーション」がどんどん上達していくのですが、技術とは別の角度から、印象に残るコメントをされていました。

それは、こんな内容でした。

(「エコーロケーション」は、周りにあるいろんなモノに対して、「クリック音」を反響させ、周りにある情報をいろいろ得る、という内容を受けて)

「私は今まで、自分の障害にならないモノは、見えなくてもよい。障害だけ避けられればよい、と考えていました。でも、それは間違いだと気付きました。見る必要がないものも、見ようとすることは大切であると。そうすることで、分かることが、できることが、新しい発見があると気付きました」

私がお二人から学んだのは、「エコーロケーション」という技術のすごさだけではありません。

今、自分のできる能力の範囲で、自分の持っている‘武器’で、障害を克服すること。

できることをやること。

人生を楽しむこと。

あなたは、「なかなか赤ちゃんができない」ことにお悩みかもしれません。

妊活には「エコーロケーション」のような特殊な‘技術’はありません。

というか、特殊な‘技術’は必要なく、当たり前のことを当たり前にやること。

食事、運動、生活習慣、妊娠するための習慣を地道に継続することです。

あなたにできることはたくさんあると思います^^

あなたの‘武器’はなんですか?

料理好き?
運動好き?
社交性?
明るさ?
継続力?

それとも「赤ちゃんがほしい!」という強い気持ち?

今あなたが持っている‘武器’を上手に妊活に活かしていきましょうね^^


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
愛をこめてあなたを応援致します!


林原 晴香

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