無理せず・無駄せず・気にしないで、新たな道へ転換するのも方法
理由は特に無いが、「もう一度、確認しておこう」というモヤモヤした気持ちが湧き起こってきた。それで、念のため調べてみたら本当に間違いが見つかった、というような経験は誰にでもあると思います。
「虫の知らせ」といったインスピレーションによって、問題を早期に発見出来て良かったといった事もあるでしょう。
モヤモヤした気持ちや、虫の知らせ、霊感といった予感は、元来その人を守るために起こる現象だと思われます。それを素直にキャッチしていれば、何事も無難にいくし、問題が生じても解決出来るし、たとえ難問であっても、それを乗り越えて成長や発展へ向かうことになります。
そういうことを前提に沖導師は、
と言われたのでしょう。
誰だって平安を好みますし、苦労はしたくありません。わざわざ困難を求める必要も無いと思います。
でも、何かと問題が起こるのが世の常です。ここでやめるわけにはいかないならば、とにかく腹を括るしかありません。
「苦労の意味」を知る。
その際、大事なことは「苦労の意味を知る」ということです。
同じ程度の苦労であっても、それを乗り越えていける人とそうでない人がいるのは、「苦労の意味」が分かっているかどうかが分かれ目になっていると考えられます。
「同一境遇にあっても、心の持ち方一つで客観は変ってくるものである」というわけです。
但し、苦労の意味は十二分に理解しているが、いくらなんでももう限界だ!という場合があります。
そのときは、無理せず・無駄せず・気にしないで、新たな道・自分に向いた道・自分でなければやれない道へ転換するのが良いでしょう。
とにかく、どう見てもおかしいし、どう考えてもバランスが取れていない、などと判断される環境に要注意です。そういう場に長く居続けたら、自己崩壊しかねません。
闇雲に続けるばかりが能ではなく、潔く去ることも一つの根性の表し方ではないでしょうか。
林英臣の元氣メール第1478号 令和5年11月17日
〜密教ヨガに学ぶ神人合一の人生(其の五十)より〜
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