八百万の神は自然の豊かさ!世界的に一神教の国が多い理由を紐解く🌈
「八百万の神(やおよろずのかみ)がいる」とされている日本。
世界的には『一神教』の国のほうが多く、歴史を紐解いていくと、
「一神教が戦争を招いている」
と感じることがあります。
一神教は、一人の神を信仰する宗教。そのため、信仰している神は唯一無二の存在となります。
主に、
『ユダヤ教』『キリスト教』『イスラム教』
この三つの宗教を指すこの言葉。
「地中海の周囲に配置されている」
「地理的にも近い」
「世界のさまざまな地域に進出している」
など、多くの共通点もあったため、三つの宗教は、昔から協力関係にありました。
現代においても、
「均質的な構造(どの部分をとってもムラがなく、性質・状態が同じである状態)を好む」
「アナクロニズム(時代の流れに逆行していること)を嫌う」
こういった価値観が生まれる中、三つの宗教の間には、共同性が成立しています。
本来は、一神教であっても、協力し合う関係なんです。
では、なぜ、世界的に一神教の国のほうが多いのでしょうか?
これには、『大陸国』と『島国』、この二つの国の違いが大きく関係しています。
大陸国では、環境の変化が激しいため、住みやすい地域を目指して、あらゆる民族が存続のために争いを起こします。
一方、島国では、環境の変化が少なく、土地も広くないため、限られた人数でその土地を分け与えることになります。
しかも、自然が豊かなんです。
日本は、昔から、
「働かなくても食べていける」
このように言われるほど、多くの自然の恵みがあり、自給自足が容易にできる素晴らしい環境です。
「太鼓の昔から、自給自足できる国は、ほんの一握りしか存在しない」
自給自足できる環境は、それだけ貴重なんです。
『海』『川』『湖』『山』
私たち日本人にとって当たり前にある『自然のゆとり』が、八百万の神となった所以とされています。
しかし、大陸では、多くの山に囲まれていても、海はなく、砂漠地帯では物々交換する物がないため、民族を繁栄させるには、神のご加護が必要でした。
「神に見離された瞬間、死が待っている」
つまり、環境が『一神教』を創り出したと言っても過言ではないんです。
それだけ、昔は生きていくことが難しく、『力』『知恵』『体力(体づくり)』が不可欠でした。
家族(民族)を守るために、争うしかなかったんです。
当然、戦争は、悲しみや苦しみをたくさん生むことになるため、決して良いものとは言えません。
ですが、環境によって、戦争を余儀なくされている地域はあります。
「現代人は、戦争を許す義務が与えられている」
今、日本は、他国と信じる神は違いますが、戦争(争い)をする必要はありません。
これが守られているのは、日本人の『信仰心』があるからです。
かつて、日本人は、直接大陸へ赴き、その地を繁栄させるために行動を起こしてきました。
その記録は、神話や古書に残されています。
「東の国から来た者たち」
私たちは、改めて、自然豊かな日本に生まれたことを誇りに思うのと同時に、信仰心をより大切にする必要があるかもしれませんね😌
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈