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曲が頭から離れなくなる謎の現象イヤーワームが起こる原因と解消法🌈
突然、曲のパートが頭から離れなくなり、仕事や勉強に集中できなくなったり、眠れなくなったりしてしまったことありませんか?
これは、『イヤーワーム』と呼ばれる現象です。
ほぼすべての人が経験したことがあると言われているこの現象。
別名『ディラン効果』とも呼ばれており、起こる原因ははっきりしておらず、
「脳の機能障害」
「他の要因が考えられる」
など、学者によって見解もさまざまです。
人と会話をしていると、この現象はあまり起こりませんが、
本を読んでいたり、
作業をしていたり、
集中力が必要な場面では、この現象が起こりやすくなります。
ほとんどの場合、苦痛に感じてしまう方が多い現象です。
この症状が起きてしまうと、聞こえてきた音に気を取られてしまい、
注意散漫になったり、
作業が手につかなかったり、
聞くべきことが聞けなくなったり、
一人でリラックスしたいと思っても、なかなか思うようにリラックスできなくなってしまいます。
一見すると、気分が晴れない悪いことのように思えるのですが、医師からも、そこまで重い症状としてみられないのが現状です。
イヤーワームが起きる原因としては、主に以下の4つの要因が考えられます。
『感情や記憶』『聴覚による体験』『風景』『感覚』
この他に、
・音楽に触れる頻度が高い
・環境や精神状態
・脳の右横側頭回と右下前頭回のタンパク質量
こういった要因が考えられます。
過度なストレスがかかると、ストレスを軽減させようとイヤーワームが発生したり、気分が高揚したときにイヤーワームが発生したりします。
男性よりも女性のほうが、
・長時間に渡ってイヤーワームが続く
・不快感も男性より大きい
こういった傾向があります。
イヤーワームの解消法としては、さまざまな方法がありますが、自分に合った対策を行うことが重要です。
・ヨガ、瞑想、ストレッチを行う
・飴やガムを噛む
・アナグラムをする
・全く別の曲を聴く
・人と会話する
・その音楽を1曲通しで聞く
・疲れるまで頭の中で繰り返す
この中の『アナグラム』とは、文字を並び替えて別の意味にする、一種の脳トレ。
例えば、
「『あるひ』という言葉を並べ変えて別の言葉にしてください」
この場合、答えは『あひる』になります。
このように、思いついた言葉を入れ替えることで、そこに集中でき、イヤーワームが解消できたりします。
もちろん、特に意味のない言葉でも大丈夫です。
『さかなのほね(魚の骨)』⇒『なさのほねか(NASAの骨か)』
このように適度に頭を使い連想させたりすることで、切り替えることができます。
イヤーワームは心地よいものではありませんが、あまり考え過ぎず、
「気分を変えられたらいいな」
この程度で考えてもらえると、解消もしやすいと思います。
もし、イヤーワームが起きてしまったら、この記事で紹介した解消法を試してみてください😌
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
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![早坂 渚](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168143166/profile_c2e9dbf35cc54996d9a2da7c57423fa6.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)