母親の正体は妖怪だった!?安倍晴明の誕生と両親の馴れ初めを描いた物語🌈
数多くの逸話が存在する『安倍晴明』。
清明は、幼いの頃から、妖怪や霊などが見えていたと言われています。
その霊力の高さは、両親の血筋が大きく関係しています。
「清明の母親は、狐の妖怪だった」
日本では、古来より、神秘的な力を持つとされている霊獣『狐(きつね)』。
「狐は、女に化けて、陽の存在である男に近づく」
このような認識があったことから、陰陽五行では、『陰』から生み出された霊獣であるとされています。
そんな清明の母『葛(くず)の葉』と父『保名(やすな)』の馴れ初めや清明誕生までを描いた『葛の葉子別れ』という説話が存在します。
その一部を要約したものがこちらです。
狐は『稲荷神の神使』とされており、神道系の稲荷神社では、朱い鳥居と白い狐が社のシンボルとして広く知られています。
元々、五穀豊穣を司る神として信仰されていましたが、時代が進み、商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神としても信仰されるようになりました。
さらに、京都一帯の豪族『秦氏』の氏神とされていることから、清明の父親『保名』は、実は秦氏だったのではないかという噂もされています。
『稲荷神の神使』と『秦氏の氏神』。
この二人の間に生まれた子どもが晴明なら、彼の秀でた能力も納得ですね😌
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