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デンマークの童話作家アンデルセンの生い立ちと彼が残した名言🌈
これまで100年以上に渡って、世界中の子どもたちに読み継がれているアンデルセン童話の作者『ハンス・クリスチャン・アンデルセン』。
ディズニー映画『アナと雪の女王』のモデルとなった『雪の女王』をはじめ、
・マッチ売りの少女
・空とぶトランク
・みにくいあひるの子
・はだかの王さま
・もみの木
・人魚姫
など、アンデルセンの童話は、私たちが幼い頃に、絵本で読み聞かせをしてもらったものばかり。
彼は、どのような生い立ちを経て、人気童話作家へとなったのでしょうか?
アンデルセンは、1805年にデンマークの都市オーデンセに住む貧しい靴職人の家庭に生まれました。
そして、14歳のときに、オペラ俳優を目指し上京。
しかし、現実は厳しく、すぐに挫折。
そんなとき、読書好きの父が、物語の読み聞かせをしてくれたり、人形劇の舞台を作ったりしながら、自分を育ててくれた過去を思い出します。
その後、知人の支援を受けて、ラテン語学校や公立大学に通いながら、大学在学中に小説を発表。
この小説が話題となり、本格的に作家活動を始めます。
アンデルセンは、旅好きとしても有名で、世界各地をまわりながら、目で見たものや体験したことを次々と物語へ落とし込んでいきます。
そして、30歳のとき、イタリア各地を旅しながら書き記した小説『即興詩人』を発表すると、瞬く間に名声が広がります。
一気に人気作家となったアンデルセンは、同じ時期に童話を書き始め、そこから国民的童話作家として活動し始めます。
そんなアンデルセンは、詩人としても知られており、
「すべての人の一生は、神の手によって書かれたおとぎ話」
「ただ生きているだけではダメ。人間には、日の光と自由、それに、小さな花が必要」
「旅をすること=生きることである」
童話作家らしい名言を多数残しています。
そして、彼の座右の銘にも、有名な言葉があります。
「太陽は、善人にも悪人にも、平等に照らす(人間が勝手に善悪を決めつけ、敵と味方に分けて、敵を忌み嫌ってしまう)」
どんなときでも、太陽は、私たちを区別することなく照らしてくれます。
私たちは、心を痛め傷ついたり、反対に、誰かを傷つけてしまったりしてしまいますが、
どちらの場合も、
「自分の心を優先して癒してあげればいい」
・『正しい』『正しくない』
・『敵』『味方』
これらの隔たりを超えられれば、私たち人間は、目の前に広がる豊かな自然と調和することができると言われています。
このことを、私たちは改めて、彼の作品から学ばなくてはならないのかもしれません。
この言葉は、いつ何時も忘れずに、大切にしていきたいものです😌
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
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