No.5『“SFM”6分間のマイファンタジー』《出会い編》🌈
能力者A君がこの世のすべてを知っているぐらいに思えた私は、調子に乗ってさらに質問責めをしていきます。
私「他にも質問していい⁇OBK🎃はいるの⁇」
能力者A「いないところを探す方が難しいですw私からして人間の方がよっぽど怖いですからね。生き霊とか飛ばすし」
視えない私からしてもこれは当たり前。一応聞きましたが、私があまり興味が無いので次の話題へ変えます。
私「じゃあ自分の守護霊はいるの?どんな人物?」
ここで初めて目線が変わり、私のちょっと左後ろを視たまま話し出します🙄
能力者A「居ますよー。でも言えません。今こうしてますので🤫しーーってw」
私「そんなことするんだ…ビックリ」
後輩B「ちなみに僕の守護霊はお婆ちゃんなんだそうですww👵」
私「ヘぇ〜B君はおばあちゃんなんだ〜。後輩には言ってよくて、自分には駄目とかもあるんだね。守護霊によって違うなんてなんか人間らしい。でも羨ましいなーB君」
能力者A「守護霊に興味があるんですねw基本一歩後ろで本人を見守ったりして尊重してくれるので、まず自分から名乗り出ることも無いんですが、どっちかと言えばB君の方が珍しいパターンですよww」
後輩B「ありがとう、お婆ちゃん👵w」
(=´∀`)
左後ろに振り向きながら感謝するB君。
能力者A「これがまた、B君の御先祖さんでも無いお婆ちゃんですしね〜👵ただB君を手伝いたくて来たみたいなww」
後輩B「凄い話ですよね〜。聞いた時はビックリしましたよ。それに守護霊によって自分の食べ物の好みとかが変わるんですってw女性だとやたら甘いものが食べたくなったりww」
私「じゃあB君はおばあちゃんだから、いま饅頭が食べたいとか?」
「「ワハハハッ(´∀`)(*≧∀≦*)」」
後輩B「ほんとに食べたいときありますよ〜饅頭wおばあちゃんのせいかは分かりませんけどww」
守護霊のおばあちゃんが、血の繋がりも無いのに自分の意思でB君を手伝おうと来てくれたみたい…この話しも早々出会える話でもなく、新発見でした✨
私「そうなんだ〜面白いね〜wでもひとつ疑問に思ったんだけど、B君みたいに、みんなの守護霊が途中で変わるってこと?👥」
能力者A「そうです。全然あります。例えば本人がピアノ🎹を覚えたいって本気で思ったらピアノのプロが来たりw」
後輩B「そうなの?それは面白いww」
私「確かに。だからいきなり始めっから上手な人とかいるんだ〜」
能力者A「そうです^ ^あれは守護霊が守護霊を呼んで本人に能力を手伝わせたみたいなww役者さんなんて正にそれですね〜。演じる相手を守護霊さんが呼びに行って交代させてるんですww👮♀️🕵️👳♀️」
私「そうやって演じるんだ〜^ ^役者さんの職業はわかりやすい!何か今イメージできた気がする。じゃあ今、自分の守護霊さんから何かメッセージとかある⁇」
能力者A「…何も言えないです。何も言うなってww早坂さんには言えません…B君には…ゆっくり行きなさい🚶♂️だってw」
後輩B「お婆ちゃんらしい👵メッセージww」
「「ワハハハッ(´∀`)(^_^*)」」
言ってくれる台詞まで、ちゃんとおばあちゃんなんですね👵
しかし、また私の守護霊は全然言ってくれません。「自分だって会話したいのに…」なんかまたB君に嫉妬してしまいます。
( ̄∇ ̄)
私「じゃあまた話題を変えるけど、A君は前世とかも視れるの❓」
能力者A「あっ僕が興味がないことは見れません。すみません過去に全く興味が無いんでww」
私「そうなんだ〜。じゃあ反対に興味があったらなんでも視えちゃうの?」
能力者A「はい、もちろん視えても人には言いませんけど、あの芸能人がどの女優と付き合ってるとか、やっぱり整形だったなんて👱♀️ww」
能力者A「あとはサッカー⚽️を観ようとすると先に結果が視えることもありますね。『2-0で日本🇯🇵勝利‼️』っていうニュースの映像が視えたりって。先に知りたくなかった〜っ😧てなりますよ…まぁ、それも日常茶飯事なんですけどww」
後輩B「それは確かに要らん能力だね。結果を知ってからスポーツを見なきゃいけないなんて」
能力者A「ほんとそれ。それでも一応、一緒に応援しますけどねww📣」
私「そっか〜。じゃあ学校🏫とか大変だったよね〜❓色々な人がいるし」
能力者A「そうですね。よく赤い糸で結ばれるって言いますけどホントそうで、クラスで付き合ってる人が赤い糸で繋がるんで、カップルが分かるんです。たまに男同士とかも合ったりwwうわぁぁ〜っ😳てなりますよww」
後輩B「キモッ!😧それは見たくないね。じゃあ人が考えてることも分かるの?」
能力者A「自分が興味があれば分かりますよ!でも中学とかは最悪でした。みんな欲求だらけでwでも自分に関わることだけは分からないんです…」
私「自分に関わることだけ…⁇」
能力者A「はい…」
どうやら、『興味があるものの全てを見透せる』とんでもない能力者のA君。
そんな彼の能力にもひとつ限界があるようです。
それは、『自分に関わる事だけは視えない』という事。
一見、僕らと一緒で世間からしたら当たり前のことだよね?っと思いますが、
実はこの言葉の裏には、彼の壮絶な過去が隠されていたんです…
ここから彼の最もシリアスな部分に入り込んで行きます…
《出会い編》も次でラストです。
『もし、あなたが生まれて直ぐこの能力を手にしていたら…❓❓』
そんなふうな気持ちで読んでくれたらと思います🌈
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