スーパーのお肉事情!バラ肉や切り落としが安価で並べられている理由🌈
私たちが日々生活する上で欠かせない『スーパー』。
生産者さんのもとへ直接行かなくても、近所のスーパーへ行けば、いつでも新鮮な食材を手頃な価格で手に入れることができます。
その背景には、スーパーの継続的な企業努力がありました。
スーパーは、毎日、私たち消費者のニーズに合った商品を仕入れ、
「食材をいかに安く提供できるか」
これを常に考えています。
お肉を購入しようとスーパーへ行けば、さまざまな部位や量のお肉が店頭に並んでおり、すぐ手に取って確認することができます。
それでも、私たちは、
「さらに安い部位はないか?」
「割引シールが貼られているものはないか?」
と、常にアンテナを張りながら、売り場をまわり、最終的に、手頃なバラ肉や切り落としを手に取ります。
私たちは、他の商品も含め、金額を計算し、少しでも安く買い物をしようとしているからです。
ここで、私はふと思いました。
「スーパーでは、少し値段の高いロース肉を期限内に売り切ることができているのか?」
実際、閉店間際にスーパーへ行ったとき、余っている厚切りロース肉を見たことがあります。
そこで、スーパーで働いている知り合いに聞いてみました。
「実は、消費者側の心理はこちら側も理解していて、その上で、売り場で『ある事』を行っています」
スーパー側にも、消費者のニーズに合わせた秘策があるようです。
「まず、最初に厚切りのロース肉を提供します。例えば、それが消費期限3日の設定だったとしましょう。そのロース肉が『売れ残りそうだな』と判断した場合、切り落とし、薄くしてから再び店頭に並べているんです」
つまり、厚切りロースが期限切れになる前に薄く切り落とすことで、そこからまた3日間店頭に並べることができるということ。
「それでも売れ残った場合は、閉店間際に値下げし、最後は焼いてお惣菜として提供したりしています」
何かと工夫しなければならないのが、スーパーの現状のようです。
スーパーの売れ筋商品である『バラ肉』と『切り落とし』。
国民の平均年収が変わらないまま物価高が続く今、こうした企業努力のおかげで、私たちは、安全なお肉を安く買えているんです。
もちろん、全てのスーパーが、お肉をこのサイクルで売っているわけではありません。
あくまで一例として、皆さんの買い物の参考にしてもらえたらと思います。
「企業側がニーズをばらつかせるメリットは、消費者側にもある」
これをこの記事で再確認してもらえたら嬉しいです😌
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
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