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ナッツ類ではない!?ピーナッツがもたらす健康効果と豊富な栄養素🌈

皆さんは、『種実類(しゅじつるい)』という食べ物の種類をご存知でしょうか?

種実類は、いわゆる『ナッツ』のこと。

一般的には、『種実類』よりも『ナッツ類』という呼び方のほうが多いかもしれません。


ナッツの歴史は古く、もともと保存食や贈呈品など『貴重な食べ物』とされていました。

今では世界のあらゆる地域で栽培が可能となっています。

日本でも、お菓子やパンはもちろん、料理にも使われている万能食材です。


一方、ピーナッツの原産は、南米。

日本へは、江戸時代初期に中国を通じてやってきました。

ピーナッツの木は、毎年夏ごろに花を咲かせます。

ナッツと同じように木になるのではなく、花が落ちた後、地中に潜り、地中で実を実らせます。

このことから、ピーナッツは、別名『落花生』と呼ばれています。

また、殻に覆われていますが、ナッツ類ではなく『豆類』。

一般的な豆は、炭水化物が半分以上を占めていますが、ピーナッツは脂質が半分以上を占めています。

これは、ナッツに近い栄養成分。

味や食感だけでなく栄養成分も似ていることから、世界では、ナッツの仲間として扱われているんです。


ピーナッツの最大の特徴は、

「食べても太らない」

油には、体になくてはならない『良い油』と、摂りすぎることで体に害となる『悪い油』があります。

ピーナッツに豊富に含まれている『オレイン酸』は、人が積極的に摂りたい『良い油』。

オレイン酸は、

「善玉コレステロールは減らさずに、悪玉コレステロールだけを減らす」

こういった優れた性質を持っています。


ピーナッツには、肌の表皮最上部を皮脂で潤す働きがあるとされている『ビタミンE』が多く含まれています。

ナッツ類のアーモンドの8倍もあり、美容と健康を保ってくれます。

他にも、

・ビタミンB1
⇒ 糖質の分解に欠かせない栄養素
・アルギニン
⇒ 血管を拡張させて血液の循環をよくするため心臓病予防に効果があり、また、免疫力もたかめるとされるアミノ酸
・ナイアシン
⇒ 糖質、脂質、たんぱく質の代謝を助け、エネルギーをつくり、アルコールの代謝にもかかわるビタミンB群の一種

これらの心の健康にも良い影響をもたらす成分が、バランス良く入った健康食材です。


ちなみに、ピーナッツの薄皮には、ポリフェノールの一種である『レスベラトロール』が豊富に含まれています。

レスベラトロールの効果は、アンチエイジング。

肌トラブルの原因となる活性酸素を取り除きます。また、心臓病や生活習慣病の予防にも効果的です。

ピーナッツの摂取目安量は、1日30粒程度。

くれぐれも食べ過ぎには、注意してください😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
 

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早坂 渚
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