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体内環境を一定に保つホメオスタシスとエネルギーを高める特別な呼吸法🌈

私たちの体には、

「環境の変化」
「刺激」
「ストレス」

こういった感覚に対して、常に安定した状態を保てるように、様々な機能が備わっています。

その中でも、体内の環境(体温・血液量・血液成分など)を一定に保つ働きのことを『ホメオスタシス(生体恒常性)』といいます。


例えば、私たちの体は、外の気温が氷点下でも、体温を越えていても、体温は常に約36度に保たれています。

しかし、体温が高くなった時、

「体温を一定に維持しよう」

このような機能(ホメオスタシス)が備わっていなければ、体に熱がこもったままになってしまいます。


ただ、身体的(または精神的)なダメージを受け続け、体に大きな負担がかかりすぎてしまうと、ホメオスタシスでは処理しきれなくなります。

自律神経のバランスが崩れ、体の様々な部分に支障をきたしてしまうんです。

それを補うために考えられたのが、今回紹介する呼吸法です。


呼吸は、生まれたときから自然に行っているもの。

この普段は無意識に行っている呼吸を意識的に行うことで、自然治癒力を高めることができます。

呼吸は、

・自分の意思でコントロールができる『体性神経』
・無意識に体をコントロールしている『自律神経』

この両方に支配されています。

そのため、呼吸を整えることで、自律神経のバランスを整え、心身をコントロールすることができるようになります。 


人の呼吸は、

・心配事が増える ⇒ 呼吸が浅くなる
・怒る ⇒ 呼吸が荒くなる
・驚く ⇒ 吸う息に力が入る
・のんびりしている ⇒ 吐く息が長くなる 

これは、感情と呼吸が一体となっているためです。


今回紹介する呼吸法の基礎となっているのは、『腹式呼吸』。

普段行っている呼吸では、吸った空気の7割しか吐き出すことができていませんが、腹式呼吸では、ゆっくり深く呼吸することによって全部の空気を吐き出すことができるようになります。

さらに、この腹式呼吸にあるイメージをプラスすると、エネルギーを高める呼吸法になるんです。

やり方は簡単です。

①肩幅に開き、胸を逸らす
②体を真っ直ぐにした状態で、息を吐ききる
③頭の上から光が伸びているイメージで、お腹にその光を溜めながら、5秒かけて空気を吸い込む
④そのまま5秒間息を止める
⑤体の悪いものを吐き出すイメージをしながら、ゆっくり息を吐く

これを3回繰り返すだけでOKです。

血の巡りも良くなり、集中力も上がる優れた呼吸法になります。

ぜひ試してみてください。

この呼吸法は、座りながら行うと効果が薄れてしまいます。立ったままの状態か寝たままの状態で行うのがおすすめです😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
 

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