運命は決まっているのか？私たちの自由意思とその先にある選択の有無🌈

昔から、私たちは、自分の意志で自分の行動が決められる（変えられる）と思っています。

しかし、その行動は、本当に自分の意志によるものなのでしょうか？

この問題は、哲学者や研究者のみならず、私たちも興味のある問題。

「あらゆる出来事や行動は、すべて必然的」
「そもそも形作られたものが、すべて運命」

そもそも、私たちに自由意志はあるのでしょうか？

物理学の世界では、アイザック・ニュートンの力学法則が有名です。

その中で、ニュートンは次のように語っています。

「宇宙にあるすべての現象は物理の法則に従っている」

この視点で考えると、私たちに自由意志はなく、選択は全て決められていることになります。

何かに思い悩んだり、人生を楽しんだり、私たちが決断すること全てがすでに決められていることになるんです。

もしかしたら、自由意思があると、3次元の形を保つのが難しいのかもしれません。

一方、自由意志はあるとする哲学者もいます。

「人間には、自らの意志で未来を選択する力がある」

これは、「偶然性や予測不可能性が存在する」という仮定に基づくもの。

先ほどのニュートンの考え方に対抗する形で生まれたものです。

この量子物理学の世界では、

「特定の物事は正確には予測できない」

という考え方が主流です。

もし、すべての物事が事前に決まっていないのであれば、逆に、人間の選択や行動には自由があるということになります。

それぞれの文化や歴史的背景によって、運命に関しては、さまざまな考え方があります。

例えば、西洋のキリスト教では、

「神の意志が運命を決める」

とされており、この神の意志に従うことが美徳であるとされています。

反対に、東洋の仏教では、

「運命は自分自身の行動によって決まる」

とされています。

その上で、

「過去の行動が、人生に影響を及ぼし、それぞれ個人個人が自らの運命を変える力を持っている」

と信じられています。

運命が決められているかどうかについてはこれまで、科学・哲学・宗教など、さまざまな分野で議論が行われてきました。

私たちの自由意志は、未来を自分の意思で決められる可能性があり、それも、また必然的。

「私たちの意志の根本に、神や創造主の意志がある」

答えのないこの問題は、世界観や信念に依存するしかないのかもしれません。

私たちが自身の行動について深く考え、自由と責任をどのように捉えるかによって、見方も変わってきます。

この問題を考えることは、自分自身の生き方や価値観を見直すことに繋がります。

今後の人生にとっても良い機会だと思いますので、今一度、運命や選択について考えてみてください😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈