日本のカフェオレはほぼコーヒー牛乳!?カフェオレとカフェラテの違い🌈
ダイエットやお通じに効果があると言われている『コーヒー』。
特に『カフェオレ』は、胃腸にも優しく、飲みやすいため、老若男女問わず人気の飲み物です。
カフェオレは、ドリップコーヒーにミルクを加えたもので、『カフェ』は、フランス語で「コーヒー」、『レ』は、フランス語で「ミルク」。
つまり、カフェオレは、フランスがルーツの『ミルク入りコーヒー』。
そんなカフェオレとよく比べられるのが、イタリア発祥の『カフェラテ』。
「ルーツがフランスで、発祥がイタリア」
あくまでカフェオレがフランス、カフェラテがイタリア。この二つは、別の国で生まれた、別の飲み物です。
そんな『カフェオレ』と『カフェラテ』。
大きく違うのは、それぞれ使用するコーヒーが、『濃く淹れたコーヒー』と『エスプレッソ』で異なる点。
〈カフェオレ〉
濃いコーヒー:温めたミルク = およそ1:1
〈カフェラテ〉
エスプレッソ:温めたミルク = およそ1:4
カフェオレは、カフェラテよりもミルクが少ないのが特徴です。
この定義に従って、カフェオレを世界中で販売したところ、アジアでも人気を博し、日本でも、今では喫茶店やコンビニなどで手軽に買えるようになりました。
しかし、ここで、日本ならではの問題が発生します。
日本ではもともと、カフェオレが売られる前から『コーヒー牛乳』という名前の商品が売られていました。
コーヒー牛乳のコーヒーと牛乳の比率は、メーカーによってさまざま。
カフェオレの比率(1:1)でないものがほとんどです。
それが、近年、カフェオレの比率ではない商品が、『カフェオレ』と銘打って売られているのをよく見かけます。
もちろん、砂糖や他の成分なども含まれているため、必ずしも、コーヒーと牛乳の比率が1:1でなければいけないというわけではありません。
ですが、『カフェオレ』という言葉だけが先行し、本来なら『コーヒー牛乳』と明記すべき商品が、『カフェオレ』という表記で売られてしまっているのは、少し残念です。
一方、イタリアやアメリカのイメージが強い『カフェラテ』ですが、近年、オーストラリアで『ラテブーム』が起きています。
オーストラリア独自のコーヒー文化が芽生えており、『フラットホワイト』や『ロングブラック』など、さまざまな種類のラテが生まれています。
最近、国内の大手カフェでも、これらの名前を聞くようになりました。
ミルクをハート形などさまざまにデザインできる『ラテアート』が、日本人にも受けているようです。
今や新鮮なコーヒー豆がネットで簡単に手に入る時代。
自宅や会社内でも楽しめる『ドリップコーヒー』や、専用のマシンを置いてアレンジを楽しむ『エスプレッソ』など、コーヒーが生活に身近な存在となっています。
皆さんにも、自分に合ったコーヒーとミルクの割合があるのではないでしょうか?
それでも、喫茶店好きにとっては、今のところ、あの優雅な空間でゆったりと楽しむコーヒーに敵う組み合わせはありません😌
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈