言葉にすること
「思考発話」と「教習所」について考えてみました。
皆さんは「思考発語」って言葉、ご存知ですか?
思考発語って何やねん
1. 思考発話とは?
思考発話(self-talk)は、自分自身の思考や感情を言葉にして声に出す行為を指します。
以下の目的で利用されます。
• 問題解決のプロセスを整理する。
• 自分の考えを明確にする。
• 不安や緊張を軽減する。
• 学習やスキル習得を支援する。
2. 教習所における思考発話の活用
もし教習所での技能教習において、思考発話を用いると、次のような形で役立つ可能性があります。
◎運転技術の習得
運転中に自分が行っている操作を言語化することで、手順を意識的に確認しやすくなります。
「右折する前にウインカーを出して、ミラーで確認してからハンドルを切る」
と声に出すことで操作の流れを整理できます。
◎危険予測の訓練
危険を察知する際に、思考を発話にすることで注意を促進します。
「前の車が減速している。もしかすると歩行者が横断するかもしれない。」
◎学習効果の向上
声に出して確認することで記憶や理解が深まります。
3. 思考発話の心理的効果
教習所では、多くの人が緊張や不安を感じます。思考発話を使うことで、心を落ち着けたり、集中力を高めたりする効果も期待できます。
「落ち着いて、深呼吸をしてから発進しよう」と自分に言い聞かせることで冷静になれる場合があります。
4. 教習指導員との温かい連携
教習生が自分の行動や意図を発話することで、教習指導員が適切なフィードバックを提供しやすくなります。
そして教習指導員との信頼関係が重要です。
思考発話を活用することで、教習指導員が教習生の考えや意図をより深く理解し、教習生のペースに寄り添った指導が可能になります。
実際、私はどうだったのか振り返ってみます。
思考発語が苦手だった私
教習中、私は思考を言葉にするのが本当に苦手でした。
頭の中で考えていることがうまくまとまらず、何を考えて良いのかすらわからず、どこから話せばいいのかさえ分からないことも多かったんです。
言われるがままのハンドル操作をしていた日々でした。
でも、💥あの日💥
教習指導員さんはそんな私に「どうして?」「なぜ?」と根気強く問いかけてくれました。
その質問に答えるうちに、自分の中でぼんやりしていた考えが少しずつ形を持ち始め、言葉として、更には安全運転への意識として、外に出せるようになったんです。
この経験を通して、ただ漠然と考えるのではなく、理由や背景を意識して整理することの大切さを学びました。
あの時間は、運転だけでなく、自分の考えを整理して意識を変える場でもあったんだと、今になって気づきます。
そして
私にとって教習指導員さんは
「成長を応援してくれる存在」でした。
🍀大丈夫、頑張って🍀