親になったことで、社会性を意識するようになった
親になったことで自分の成長の機会を得られることは、とてもありがたいことだなと思っています。
以前に書いたお金の使い方に関する話でも触れたのですが、今まで自分の方に向いていたベクトルが一気に子どもの方に向くわけです。
その結果どんなことに意識が向くようになったかをまとめてみます。
あいさつをちゃんとするようになった
あいさつなんて人の基本だろ……と思われるかもしれませんが、独身時代はそれはもうおざなりなもので、必要ないなら特にあいさつしないというスタンスを取っていました。
あいさつによって他人とのコミュニケーションが円滑化することにどれだけの意味があるんだ、という考えですね。うーん、よろしくないw
しかし、子どもが生まれてからは、自分の行動によって子どもが不利益を被るかもしれません。
非常に打算的ではありますが、そうならないようにするためには、代わりに面倒を見てくれる相手とのコミュニケーションを良いものにしようと思うわけです。
その背景としては、子育てがケースバイケースで非常に大変であるという側面が大きいと思います。子育てを一緒にしてくれる人たちは非常にありがたい人たちなのです。
わかりやすく嘘をつかないやりとりをするようになった
以前は自分に不利のないよう駆け引きのようなコミュニケーションを取ることもありましたが、今は子どもにもしっかり伝わるかという観点でコミュニケーションを取るようにしています。
基本的には、
・今、何をやっているか伝える
・これから何をするか伝える
・○○する(○○しない)理由を伝える
・肯定的な言葉で話す
といったことを意識しています。
このあたりのコミュニケーションスタイルは、仕事場でも転用しています。
「他人は他人、自分は自分」と切り分けられるようになった
もともと他人に対する期待値が高かったので、自分が思うような行動を相手がしてくれなかったときにとてもモヤモヤしていました。
それが子どもが生まれてからは、育てる過程において「他人は他人である」ということをまざまざと見せつけられるわけです。
その結果、「なぜ自分のことをわかってくれないのか」という気持ちは一切なくなりました。
自分と他人の目指すゴールも違うし、価値観も違う。そんな中で典型的かつ定量的な指標だけで判断できるわけないですよね。
自分の絶対的幸福の条件へと目を向けられるようになったのは、よい気づきでした。
子育てによって成長させてもらえる
子育てはことあるタイミングで非常に大変なのですが、今までと異なる視点を持たされて成長の機会をもらえたことには感謝しています。
ぜひ仕事で忙しいパパさんも子育てにコミットする時間を少しずつ増やしてもらいたいなと思います。
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