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社会人が資格勉強をしんどいと感じたときに読むnote


仕事をしながら、資格勉強はとてもしんどいですよね。


日々の勉強、お疲れ様です。

あなたは転職のために仕事をしながら資格取得のための勉強をしているかもしれません。これってとてもしんどいものです。


転職を目指している職種によっては資格取得が必須だったりします。


転職理由は様々だと思いますが、年収を上げるための転職を考えている人も多いですよね。あなたもきっとそうだと思います。


年収が高い職種の中にITエンジニアがあります。


ITエンジニアは人材が本当に不足しており現場を指揮している僕自身人が足りていないと感じています。

ITエンジニアにも色々な資格があり、転職を有利にするためにと取得を目指している人も多いと思います。


…が!

実は資格ってそんなに重要ではありません。


資格勉強でしんどい想いをしている人には強烈な言葉かもしれませんが、今年でITエンジニア歴25年にもなる私自身が言うので間違いないです。


もちろん資格は取っても良い。持っていれば自分の自信にもなります。


ですが、資格は後からでも問題ありません。むしろ、未経験者が頑張って資格を取ることにあまり意味はないと僕は思っています。頑張りは認めますがもっと大事なことを僕たちは重視しています。


AIがどんどん身近になり、あらゆるテクノロジーが身近になってくる一方でそれらを裏で支えるエンジニアはどんどん不足してきています。

僕がいる会社でもそれはすごく感じます。いや、人はいるんだけど足りていない、ちょっと妙な状況でもあります。


もしこれからITエンジニアに転職したいと思っているならこの記事は一度は読んでおいて欲しい内容です。


ITエンジニアになりたいと考えている人の90%以上がこんな風に思っていませんか?

勉強して必要な資格を取らなきゃ…!

もちろん正しいことですが、現場が求めている人材は資格保有者ではありません。もちろん持っていれば良いですが、ベテランエンジニアは資格保有者のみを求めてはいません。


ITエンジニアへ転職して今よりも年収を上げたい!たくさん勉強して資格を取得したい!!でも、資格勉強はしんどい…。と、思っているひとへ。


厳しいことを言うかもしれませんが、現場のベテランエンジニアはあなたが持つ資格には一切興味がありません。言葉は厳しいかもしれませんが、転職をしてきた未経験者が持つ資格をこれっぽちも期待していません。

では、何を期待しているか…。これはかなりの人が知らないです。ある種の心構えになるかもしれませんがこれを知っていると知らないだけで大違い。

あなたのITエンジニアへの転職率がグンと上がります。


社会人で資格勉強がしんどいなら資格はなくても良い!【ベテランンエンジニアが重視しているもの】

ベテランエンジニアはあなたの探求心を求めている


サブタイトルをみて「ええ?っ」と、思うかもしれません。

冒頭でも書きましたが、僕らベテランエンジニアが重視しているものは頑張ってあなたが取得した資格ではありません。


もっと大事なことを期待しています。それは大きく2つ。

ひとつめはあなたの探求心を求めています。


探求心とは…

探求すること自体を楽しむ心のこと

普段から気になることを探し、調べて、自分の糧とすること。と言っても良いでしょう。

エンジニアは常に技術力を身につけるためにあらゆるものを勉強します。僕はITエンジニアの中でもネットワークエンジニア、システムエンジニアと言われる部類に入るエンジニアですが、セールスを行ったり、サポート対応など色んなことができます。

これらは常日頃探求することに喜びを覚えるから。ちょっと危ない人っぽく感じかもしれませんが(笑)

色々なことを知るのがもともと大好きなんですよね。


まずベテランエンジニア、現場のエンジニアが求めているのはあなたの探求心です。

どんどんわからないことを調べて吸収しそれを仕事に活かす。ITエンジニアに限らずどんな仕事にも通ずるものではないでしょうか。


ベテランエンジニアはあなたの質問力を求めている

ベテランエンジニアはあなたの質問力を求めている

二つ目にベテランエンジニアがあなたに求めているものは質問力です。

そんなに難しく考えることはありません。

わからないことがあればベテランエンジニアに聞いて下さい。それだけでOKです。

あなたは知らないことが沢山あって当然です。


ベテランエンジニアが一番嫌うことは知らないままにしておくことです。エンジニアは探求心が強い生き物なので、知らないままにしておく人を好みません。

もちろん質問の中身は何でもOKです。

1+1はなんですか?という誰でも知っている質問だってOKなんです。

未経験でしかも新しい業界ともなると誰だって自分は今何をやっていて何がわからないのかすらわからないという状態です。

そんなときはどんどん質問をして答えを吸収して糧にして下さい。それが技術を身につけるということになります。


中には質問されることを嫌がる人がいます。いわゆる職人気質という人ですね。そんな人は距離を置いてOKです。

残念ながらこのような人間は一定数いまして大体そんな人は普段もひとりだったりします。そういった人たちは難題にあたったとしても誰も助けてくれないのでいつも効率が悪いです。

残念ながらそういった人がいた場合、あなたの探求心の障害になるなら距離を置いた方が無難です。話しやすいひと、仲の良い人にどんどん質問をぶつけましょう。

質問をすることはやる気を見せることにもなり周りもあなたを助けてあげようと進んでフォローしてくれるようになります。

あなたにはどんどん良い空気が流れていきます。


ベテランエンジニアはあなたの資格保有を「重視しない」

ベテランエンジニアはあなたの資格保有を重視しない

最後は資格保有と優先度について。

個人的な考えですが、現場が人を選ぶ基準は以下の感じ。僕自身何人も面談をしてきた結果も踏まえています。


  1. 前の現場でのIT経験はあるが、資格も持っている:優先度「1」

  2. 前の現場でのIT経験はあるが、資格は無し:優先度「2」

  3. 前の現場でのIT経験無し、資格は持っている:優先度「3」

  4. 前の現場でのIT経験無し、資格も持っていない:優先度「4」


正直なところ資格はあるに越したことはありませんが、最終的な判断材料にはしません。現場経験が豊富で資格がない、現場経験は浅いが資格はあるという2名を同時に選考し一人に絞る必要が出た場合、実は前者が選ばれやすいです。

ただ、どちらも未経験で片方が資格保有、もう片方が資格なしだった場合は資格保有が選ばれやすいです。とは言え、どちらも未経験なので最終的な判断はあなたとの面談での会話で選ばれることの方が多いです。

僕の場合は、資格は持っていてもやる気がなさそうな雰囲気を感じ取れば資格なしの未経験者を選びます。


そもそもの話として、資格保有にこだわらない理由って企業で扱う仕事がすぐにできないからです。即戦力にはならないから。

要するに資格を持ってようが持ってなかろうが実は関係がないのです。


ベテランのエンジニアが資格を持っていることにはとても意味があるものですが、これからIT業界に飛び込もうとしている人は逆に頑張って資格を持とうとしなくても良いんです。


面談の際はやる気を見せることが何より大事。

頑張って資格を取ったアピールなんかより、ITエンジニアになって何がしたいかをアピールしてくれた方が選ばれやすいです。


業務に慣れて技術を身につけて、そこから資格を取っても遅くありません。

さらに今後のステップアップとして経験を積んで資格をとってさらに年収アップを目指すという段階に資格は威力を発揮します。


社会人で資格勉強がしんどいあなたへ

IT業界にITエンジニアとしての転職を考えている場合、探求心・質問力がとても重要になってきます。

社会人ともなり、仕事をしながら資格勉強はかなりしんどいものです。

転職には必要な職種もありますが、ITエンジニアに限っては資格よりもあなたの探求心・質問力を求めています。


資格取得ももちろん大事ではありますが、IT業界新人となるあなたにベテランエンジニアが資格保有を期待することってまずありません。それよりも、探求心・質問力を重視します。


同じ装置やプログラムを扱うことには変わりありませんが、企業ごとで業務内容は違いますので、実は経験者であろうが未経験だろうがあまり差はありません。

沢山質問をしてやる気を見せることで周りの人たちがあなたをフォローしてくれるようになります。

技術力もどんどん身につくのでこのタイミングで資格取得にチャレンジしてみることが自然だと個人的には思います。


これからITエンジニアに転職しようとしているあなたへ少しでもアドバイスになれば嬉しいです。




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