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プルダックとかいう劇物を辛弱がいかに制したか

ソース1/3はマスト。それでもキツければ粉チーズ・生卵をプラス。

よく行く買い物先の店主から、韓国の袋麺をもらった。
プルダックという、世界中で有名な辛くて美味しい麺らしい。

家に帰って家族に報告すると、「それめちゃくちゃ辛いよ」と返事がきた。
ちなみにその家族はそれなりの辛味耐性で、中華屋の🌶️マークがついた料理も大半はいける。

その家族ですら「もう一生買わないと思った」という。

一方私は辛味に弱い。🌶️マークは1つでも警戒するし、ケンタッキーの辛口チキンフィレパーカーは結構きつかった(けど旨かった。あれは不思議だ)。

さて、どう食べるか。

あけたソースの色味と匂いがもう毒々しい。
手についたら絶対目とか触れないやつだ。
このソースの量で辛さを調節するそうなので、とりあえず1/3に減らしてみる。
律儀に量って10g。
使う湯の量は半分で。

しかし、それでも辛い。というか痛い。
これではおいしくない。
あと、チーズ味なのにチーズを感じない。

そこで店主からのアドバイス、「追いチーズに生卵」を試してみる。

お、これはいける。
チーズは結構ダバダバかけた方が、減らしたソースの分のしょっぱみも補われて良い。
卵でかなりマイルド感が増した結果、若干物足りなくなってしまった。ソース少し足すか...…?

とよぎったのも束の間、後から来る辛味で顔中から滝汗がじわってきた。
結局少ししんどくなり、飲み物として牛乳を召喚。

一口〜二口食べて牛乳、を繰り返して、
なんとか美味しく完食。

アレンジしすぎて、もはやプルダックを食べたと言えるのかも微妙だが...…
でも、この辛さゆえの満足感は確かにある。
麺のモチモチ感も良い。
最初はこれを勧めてきた店主に悪意すら感じたが、確かに美味しいかもしれない。

もっと正直に言えば、
マイルドに食べ終えた今、もうちょっと余韻で辛い辛い言いたかったなと思う自分がいる。

恐ろしいぞこの劇物。

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亦心(ren)
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