見出し画像

『方舟』(著:夕木春央)〜最後の最後までドキドキが止まらない!読後もしばらく物語の世界から抜け出せない自分がいます〜

言わずと知れた2023年本屋大賞ノミネート作品。

Audibleでつい先日から聴き放題に加わったことから早速耳読することに。

いや〜、最後の最後までドキドキしながら楽しめました。

あらすじは、

山奥の地下建築物に閉じ込められた9人。脱出するためにはその中の1人を犠牲にしなければいけない。そんな極限状態で殺人事件が起きる。犠牲になる1人は犯人であるべきなのか?1週間のタイムリミットの中で犯人探しが始まる。そしてリミットを迎えた1週間後に起きたのは…

こんな感じです。


犯人を予想しながら試聴してましたが、いやいや、最後の最後まで誰が犯人なのかわかりませんでした。

すごい展開です。よくこんな展開思いつくな。

自分だったらどんな選択するかなとか、めちゃくちゃ自分の身に置き換えて考えてしまいます。

今、この記事を書いているのは読後しばらく時間が経過しているのですが、本書の内容がうっすらと頭に靄のようにかかっている感じがします。

まだ物語の世界から抜け出せていません。

それくらいインパクトがあるというか、現実離れしたシチュエーションなのに、人間関係がリアルなのでついつい自己投影してしまうというか。

例によってナレーションのうまさ故に物語の世界に引き込まれるというのもあると思います。

それも含めてすごい聴き応えでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?