1秒前と後
どこまで許せるかで器量をはかられるとした時「いいだろう。臨む所だ」と啖呵を切った場所をスタート地点として、一体どれくらいの時間もつのだろう。半年、1ヶ月、1日、1時間、まさか1秒はないだろう。
いや、マジで。いや、マジか。やってくれたなぁ。ちみはいつも想定の斜め上を行く。いつの間にか成長して、いつの間にかおおきゅうなって、いつの間にか手が届くようになってる。よじよじ引き寄せたタオルケットごとずり落っこちていた愛らしい君は、そんな台いつの間にかひとっ飛び。そうして「何か?」とでも聞こえてきそうな、すました背筋を披露する。そう。
「何か?」じゃないんだなぁちみ。たった今、私が書いた文章まるっとふっ飛んだんだヨ。
所要時間1時間弱。愛らしい前足、その肉球ワンタッチでポン⭐️この間1秒。あら不思議。いくらスクロールしても真っ白な世界しか映らないわ。うそ。うそだと言って。こちとら泣き寝入りしかでkなaaaa
ちみだよちみ。いい加減にしなさい。お眠りあそばされたと思った途端、目かっぴらいてスマホパンチするの。あなた今の今までお腹さらして幸せの世界にいたじゃない。なんでそんな急に戦闘モードになっちゃうの。女心と秋の空? おだまり。
なでて欲しいのかと思ったら首ぐりんって回して噛み付いてくるし、ほんとむずい。誰か訳してくれこの心理。いい加減足痺れたから膝から降りて欲しいんだけど。うそ。また寝始めた。待って、ちょっと待って。っと、ほら抜き打ちで目かっぴらく。怖いからそれやめてけれ。
保存。よし。今度は消えてない。何だそのお腹見せてくねくねさせるの。媚びてるつもりか。いいぞもっとやれ。
という訳で今日も平和です。平和? あれ、私洗脳されてる?
ねぇ、おかゆ。
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