実地訓練も兼ねて、ショッピング同行を利用してみました
相変わらず貧乏オタクしてますが、また性懲りもなくイメコン利用してきました。今回はショッピング同行について書こうと思います。
夏はリアルイベント以外は体力的に死んでいて、在宅仕事をこなしつつ毎日同じ格好で過ごしたから心も死んでいたので、秋口に復活した身体を引きずり、骨格アナリストさんにクローゼットの中身を相談していました。
その相談をもとに、冬もののショッピング同行をお願いしました。
結論から言うと、自分の殻を破ってもらい、すごくいい経験になりました。
思い込みの枷をまた外してもらえて、すごく楽しかったです。
下の方に、骨格診断をもとに似合う・似合わないイヤリングを試着した話もあるので、興味ある方はぜひ読んでいってもらえると嬉しいです!
ちなみに毎日同じ服っていうのは、専門学校の時シルクスクリーンの授業で購入した大量のTシャツがあって、それを部屋着にしているからだよ!!!ちゃんと洗ってるよ!!!(心底どうでもいい)
私の診断内容と、今回お願いした内容
診断の詳細な様子は体験記noteがあるのですが、クソ長いのでここに書いておきます。
骨格診断:ストレート、パーソナルカラー:4分類スプリングです。
ショッピングは以下の条件でお願いしました。
予算:3万
用途:ふだんのおしゃれ
・アウター 1点
・ボトムス 1点
・巻き物 1〜2点 柄と無地
今回用意できる予算は3万。コートも買うとなると少ないと思ったので、「ボトムスはマストでそれ以外は状況次第で」とお願いしました。
予算が少ないので、大型ショッピングモールでの同行となりました。
低予算でも意外とたくさん買えました
最終的に32,000円と若干の予算オーバーでしたが、これだけ買えました。
GU様はんぱないわ。
・コート 2点
・ワイドパンツ 1点
・スカート 1点
・ニット 1点
・ストール 1点
・ショートブーツ 1点
ファストファッションが主ですが、今回は品質よりも「選択肢を増やしておしゃれを楽しむ」ことをメインに考えて買うことにしました。
好きなものが似合う喜びと、試すことの大事さ
GUでは、コートを3種類試着しました。
・キャメルのチェスターコート
・ベージュのノーカラーコート
・黄色のダッフルコート
私は最初、キャメルのチェスターがほしいという気持ちだったんですが、実際に着てみると「似合ってるけどなんか無難……」となってしまいました。
似合ってはいるんですけどね。似合っては……。
それがその日のコーデのせいなのか何なのかはまだちょっとわかってない。
必要なアイテムだけど、ここで買うものでもないな、と思ったので見送り。
ベージュのノーカラーコートは「似合ってますよ」と言われたんですけど、色がいまいちピンと来なかったので見送り。
この中だと、黄色のダッフルコートが一番テンション上がりました。
好きな色&好きな形。トグル部分も単色で、ヒモは革。合皮だけど。
ちなみにダッフルって、よく骨格診断だとナチュラル向きって書いてあるの見るんですけど、ストレートもいけると思います。特に顔立ち幼い系の人。
地厚だし、よほどオーバーサイズとかヤバいシルエットじゃなきゃいける。トグルのところのヒモも、ロープみたいなのじゃなくて、革とか金属だったらなおいい。
ちなみにこのコートは、ちょっと表面の起毛感が荒めだったんですが、パーソナルカラー的に色でカバーできてるなと感じたので、着たい気持ちを優先して、購入を決めました。
個体差があったので、できるだけ起毛が少ないものを選びつつ。
やっぱり、ファストファッションってそういう品質管理部分を削って安い値段にしてるので、改めて試着して買ったほうがいいなって思いました。
あと、ジョンストンズそっくりさんのストールがありまして。アクリルって言われなきゃわかんないくらい、見た目はカシミヤしててびっくり。触り心地は、カシミヤのあの気持ちいいヌメッと感はないんだけど、なめらか。
最近の化繊ってすごいのな……。
実は昔からタータンチェック大好きなんですけど、「不規則でカジュアル感があるから、ストレートには似合わない柄」なんて書かれてるのを読んでちょっとしょんぼりしてたんですよね。
でもちょうど最近「ジョンストンズいいなあでも高いなあ」と悶々としていたので、思い切って合わせてみたら、タータンチェック、案外似合っていました。
もう即お買い上げでした。しかもこれで1500円って、お利口さんかよ。
タータンチェックが似合ったし、やっぱりカシミヤのほうが好きなので、お金ためて、いつかはちゃんと本物のロイヤルスチュアート買いたいです!!流行りとか関係ねえ!!
これまでファストファッションって「すぐへたるし、GUは特に流行中心だから骨格ストレートには……」と思って敬遠していたんですが、たくさん勧めてもらって「GUすごい!着れるものあった!!しかも安価!!!」とテンションあがってしまいました。
ただ着るだけじゃなく、「丈が長かったら折る・インする」などで調整すれば、似合うに近づけられるし、なんでも着てみるのが大事だなと改めて感じました。
ちなみに「GUはトレジャーハント感覚」「週替りで商品が入れ替わる」とのこと。私も、気に入った商品がそのときはなくても、逐一チェックしてみようと思います。
もうね、ほんと、価格が魅力。最低ワンコインでトップス買えますからね。
似合うかは「その格好をしている自分を許せるかどうか」
次にグローバルワークで、またまたチェック柄のスカートとチェック柄のワイドパンツを試着しました。「チェック病ですね」とか言い合いながら。
試着室で、先のGUのダッフルにワイドパンツをあわせてみました。
派手色×柄もの。鏡で見るとかわいいし個性的な感じなんですけど「派手すぎませんか?」と不安になって確認したんですが、そのときに言われた言葉が印象に残っているので紹介しておきます。
「結局、自分が、その格好をしている自分を許せるかどうかです。それを着て家から出られるかどうか。私から見れば似合ってますし、外に出てしまえば、ただのおしゃれな人です」
そう言われて、私が派手すぎると感じていたのは、「普段の自分と比べて」だったなと気づきました。もう何年もこんなに鮮やかな色の服を着ていないし、柄物だってほとんど断捨離したから持っていない。
でも他人はそんなこと知ったこっちゃないわけです。そして着てはいけないなんて縛りもない。
それにその時、自分の中では「派手かなあ?」とブレーキをかけつつも、ちゃんと「似合っている」とも感じていました。なので、この言葉でストンと腑に落ちました。
骨格診断をもとに、似合うイヤリング試着体験
やっとがっつり骨格診断っぽい話ができるぜ。
今回は予算オーバーなのと、ピンと来るものがなかったので購入を見送りましたが、アクセサリーに関しては「何が似合うか」という経験値が少なすぎるため、色々試着してみました。
ストレートの私が似合うって言われたものはこの2点。
ってめっちゃ文字化けしとるやん。Shift JISとか……えっ?
……脱線しました。気にせず行きます。
ストレートの私がつけると、インパクトがあって上品に見えます。身体の強さに負けない大きさです。揺れるモチーフでも硬さがあるので、そこまで粗雑に見えない。
多分これ、骨格理論を知らなかったら自分じゃ選んでなかったかも知れないです。パッと見おおぶりで派手に見えるんですもの(主観)。
実際つけてみたとき、はじめはピンときませんでした。
大ぶりイヤリングをつけた自分に目が慣れていなかったのもあるんですが、その日の服装はグレー+青系+紫という寒色コーデだったのもあり、若干浮いてみえてしまったんですよね。
「見慣れないからだと思いますよ」「今は気持ちが追いつかないなら、買った服を着て改めて選ぶのもいいと思います」と言っていただきましたが、私もそう感じたので、一旦保留にしました。
しかし、買ってもらった服を自宅で合わせていたときに、「あのときのイヤリングがここにあれば、コーデが決まるなあ」とも感じたので、すでにアナリストさんの頭の中では想像できていたんだろうなあと。
私はドがつくストレート体型なので、ぜひストレートの方は参考にしてみて欲しい。カラバリがあるのでブルーベースの人も対応。最高かよ。
次に似合わなかったヤツもつけてみたので、ご紹介します。
「華奢なやつはやっつけちゃうんです」って言われたんで、華奢な感じのやつをつけてみました。
試着したのは以下の「アソート02」。おそらくウェーブさん向けかな。
こういう華奢で小さめなアクセって、女性らしくて結構好きなデザインなんですよね……。つい買っちゃって、あとから「なんか違う…」ってなるのがお決まりのパターンでした^q^
顔だけの小さい鏡で見たときは、ちらちらと揺れるのが女性らしくてかわいいなあと思い「案外いけるんじゃね??」って思ったんですが。
全身鏡で見た時には行方不明になっていました。
骨格ストレートにおいては華奢なデザインのアクセは消えるということを身をもって証明してしまいました。
ストレートの皆さん。
華奢なアクセは消えます。
もし、これが本物のパールだったり、ダイヤだったり、真鍮じゃなくて金だったり、もっと粒が大きかったりしたら、違うんですかね……???(華奢へのあこがれを捨てきれない女)
次に、こちらはかなりヤバかった、タッセルのついたイヤリングと、ファーのついたイヤリング。
NGと言われましたが、どれくらい似合わないか逆に気になったので、あえて顔に当ててみました。目的のある失敗は大事。
モノを見ると「上品なタッセルとヴィンテージ加工が雰囲気いいよね♡」「ふわふわのファーが可愛い♡」みたいなテンションになるんですが、
ストレートたる私がつけると、それぞれ以下のような印象になります。
ふわふわのファー → なんかモサッとした毛玉
毛の細かいタッセル → なんかモサッとしたヒモ
ベロア → 表面がガサガサした布・安っぽいベロア
ヴィンテージ加工 → 古くて汚い金属
面白いくらいに、マイナス側面ばかりが際立つ……!!!!
しっかり着けてみなくても理解できてしまったので、顔に近づけた瞬間に「あっ、ごめんよ…」って戻してしまいました。もはや反射に近かった。
「本当にすまない、私の身体では君の良さを引き出してあげられない……」と、謎の落ち込みを感じてしまいました。
一応補足しておくと、タッセルは毛にツヤがあり、毛先も切りそろえられていたので、一見いけそうなタッセルかな?と思ったので聞いてみたんです。
でもタッセル自体はチャレンジアイテム(似合うのはナチュラル)で、かつベロアとヴィンテージ加工のせいでさらにハードルが上がっているというお答えでした。納得。
たとえばこれが、縁がつるっとした金属で、ベロアの光沢がもっと本物っぽかったらいけるかも。あるいは、タッセル+パールとか、ストレートお得意アイテムと合わさっていたらまた違うんじゃないかなと思います。
骨格診断にせよ何にせよ、どうすれば「似合う」に近づけられるかを、そのつど考えるのが楽しいし、大事だなあと思います。
気に入らなければ無理に買わなくていい
ショッピング同行する前の不安として「勧められたら買わなくちゃいけないのか」「断れるか不安」っていうのがあると思うんですよね。
結論から言えば「気に入らなければ無理に買わなくていい」と思います。
私の場合、お願いした相手がそういうスタンスだったのもありますけど、大半のイメージコンサルタントはそういう感じで書いてくれてると思います。むしろ「買わないけど勉強したいから試着だけ」という目的で、ショッピング同行を利用する人もいるようです。
相手も人間ですから、たとえ理論を勉強していても、主観が入ります。許容範囲の違いや見てきたものの違いもある。それがセンスなんでしょうけど。
理論は完璧ではないし、ファッションが感覚に基づくものである以上は、合わないこともあるし、それは仕方のないことです。
だから、そういうことは気にしなくて大丈夫だと思います。
むしろそこを理解せずに理論や自分の好みをゴリ押ししてくる人は、避けた方がいいと思います……。
ただ相手もプロですので、自分の感覚に自信がない場合、あるいは相手を信頼出来る場合は、一旦全部おまかせして、すり合わせをしていくってのもアリだと思います。
私は自分の感覚を鍛えたかったので、今回は「ピンとこないものは買わない」ことを徹底しました。
試着する前にピンとこなかったら着ないし、試着してもピンとこなかったら買わない。また、予想外のものを勧められても、勧めた理由や根拠に納得できなかったら買わない。
そのおかげで、今回は満足度の高い買い物になりました。
ただ、買い物について、一つだけ後悔したとすれば、アナリストさんのオススメを全部見てから、買うもの決めればよかったなって思いました。
結構気に入ったアイテムが沢山出てきてテンション上がっちゃったんで、結局2店舗でしか買わなかったんですよね。で、そこで予算が尽きておわり。
でも帰りの電車で、途中「ユニクロもあとから行こうと思ってるんですよ」って言われてたのを思い出して、ユニクロよく行くんで、話だけでも聞いとけばよかったなーって……。後悔、しました……。
次はそうする。ぜったい。
ショッピング同行でファストファッションの利点に気付く
私は何でも、食でも服でも家具でも小物でも、高品質とか伝統とか格式とかそういうものに惹かれるタチなんです。「贅沢しなきゃ死んでしまう呪い」にでもかかってるのかもしれない。
なので以前は「高品質じゃないと。安いのを買って1年足らずで捨てるなんて、結局コスパが悪い」なんて思い込んでいました。
しかし、こだわるくせに金はないので、買える服も少ないから、ジレンマを抱える日々。
(今思うと、そういう価値にこだわるのって、自分に自信がないことの裏返しだったのかなとも思います)
しかし、今回同行してもらって、低価格帯のお店で色々楽しめたことで、ファストファッションの利点に気づきました。
新しいものにチャレンジする、選択肢を増やす、生活を楽しむ。そういう経験は、いきなり背伸びをして高いものを買うより、ずっと財産になる。
ファストファッションって、それを低コスト・低ハードルで叶えてくれるという意味では、とてもありがたい存在だと思います。
確かにセレクトショップ系とかインポート系、中堅ブランドの服って質もいいし、ものによってはデザインも被りにくいしでメリットは多い。
でも、今回同行してもらって改めて、今の自分に足りないのは「楽しむ」「着こなす」「試行錯誤」の経験値だと感じましたし、少ない予算でもそれなりのアイテム数を買えたので、満足度は高かったです。
たとえば今回のジョンズトンズもどきみたいに「タータンチェックのストール」があるクローゼットに慣れておけば、いつかグレードアップする時にハードルが下がるし、数年で劣化するとしてもその間にお金を貯めることができますよね。
ただ、メリットに気づけただけで、デメリットはなかったことにならないのですよ。笑
やっぱり化繊はチクチクするし、静電気バチバチだし。
でもそういうのを手入れだったり、スプレーや重ね着で工夫しながら、楽しみながら、経験値とお金を貯めていこうと思いました。
ショッピング同行のメリット・デメリット
ショッピング同行の利用は、別の方とも含めると2回目です。
計2回受けてみて感じたメリット・デメリットをまとめます。
どちらも共通して思ったのは、選ぶのが早い。スピーディーです。事前にある程度リサーチしてもらえてるのもあるし、一人で選ぶより効率的。
そして、店員さんに絡まれにくい。
自分では選ばないようなものも提案してもらえたりするので、一人で行くよりは幅が広がります。
着こなしのアドバイスももらえました。ただ、アドバイスがもらえるかは、その人の同行のスタイルにもよるかもしれません。
というのも、前回の人はアドバイスあんまりくれなかったんですよね。ただ選んでハイドウゾみたいな。あくまでスタイリストとして、って感じ。似合う理由とかもそこまで説明してくれなかった。
人それぞれ合う合わないがあると思います。
「相手のセンスにお任せ」が楽なら、スタイリストさんタイプ。
「自分で選べるようになりたい」なら、いろいろ教えてくれるタイプ。
反対にデメリットは、金銭的・体力的・時間的な問題ですね。
金銭は、洋服代+同行料なので、同行してもらうメリットにどれだけ金を払えるか、というところに尽きると思います。私は「無駄な買い物で失敗するよりマシ」「経験に金を使う」という思いで申し込みました。
次に体力ですが、言うまでもなく、ガチ買い物なので「選ぶ」「決める」の連続で頭がめちゃくちゃ疲れました。楽しかったけど。朝たくさん食べといてよかった。
余談ですが、試着室でボーッとしたので、朝買ったビタミンCのサプリを水無しで飲もうとしたら舌がしびれました。あとで原材料表確認したら「黒胡椒抽出物」ってあったのでそりゃしびれるわ……と。笑
3つ目に、時間的な問題は、平日の午前中が最適……ってことくらいでしょうか。自分はフリーランスなので平気でしたけど、平日お仕事の方は休みを取る必要があるので大変だなと思います。
また、結構な点数試着するために試着室を長時間占拠することもあるので、混雑具合との兼ね合いという意味でも、平日午前が最適ですね。
「こんなに長い時間使ってて大丈夫ですか?」
「今日は平日だから大丈夫です。休みの日だと殺されますけど。笑」
みたいな会話もありました。
といいつつ、自分の努力で解決可能な問題ばかりなので、買い物同行してもらうことにメリットを感じられるなら、お金を払う価値はあるんじゃないかと思います。
ファッション迷子にこそおすすめ
思い込みの殻をたくさん破ってもらえたし、自分では選ばなかったアイテムをいろいろ選んでもらえました。
自分にとっては「骨格ストレートだからこれもイケる」みたいなこともそうですが、「もっと気楽にファッションを楽しんでいい」と自分を許せたことが大きいです。
あとね、基本あまり店員さんに絡まれないので、服屋こわいオタクでも大丈夫だよ!!
もし話しかけられるのが心配なら、事前に「店員さんがこわいので対応してもらえますか」って言っとけばたぶん大丈夫だから。まじおすすめ。
「何着たらいいかわからない」「自分にはセンスがない」と悩んでいる人にこそ、ショッピング同行、オススメしたいです。
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