"気にしなければいい"が難しい
今日の地理の移動教室の時に悲しくなった。
Aちゃんが1番先に教室を出て、私が2番目に出た。
私は15mほど距離を取りながら、後ろを歩いた。
移動先の教室にAちゃんは入り電気をつけた。
その後、ドンッと勢いよくドアを閉めた。
「そんなわざとらしくしなくてもいいのにな」と思いつつ、そっとドアを開け、物を置いてからそこを出て御手洗に向かった。
気にしなければいいのだけれど、やっぱり悲しい。
涙が出てくる。
体育の更衣室の着替え中も涙は出なかったが悲しくなった。
着替え中にAちゃんが他の子と話していた。
わざわざ聞こうとした訳では無いが、話が聞こえた。
「私のところってさぁ、人数が少ないから大変なんだよねぇ。本当に頑張ってるの。やっぱり人が足りないとねぇ。」
私は課外活動をしており、そこでAちゃんと同じグループだ。私は夏休み明けからはお休みさせて貰ってるので、1人少ない状況でAちゃん達はやっている。
1人抜けて大変なのは確かで、申し訳ないと思っている。でも、そんな風に周りの子に話さなくてもなと思った。ましてや、私にも聞こえる声量で言わなくても。
気のせいかも知らないが、ちらっと見られたような気もした。
全部気にしなければいいことだ。でも、難しい。
前よりは改善して、あまり沈まないようになっている。でも、やっぱり嫌だ。