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鬱と美大受験失敗が自分を変えてくれた【vol.3 webからぼた餅】(全9回)

タイトルに釣られた皆様よ、ありがとう。
心の底からありがとう。

初回の中学時代のこじれっぷり
2回目の高校以降の挫折っぷりに引き続き、
今回は社会に出た後の悪戦苦闘のお話になります。

今回も数分かからず十分読み切れる程度の長さです。

学校卒業後

24になる2000年の春、自分は卒業しました。
当時の自分には何もありませんでした。

学歴(各種学校だったから)も、
資格も、
同じ志を持つ美術作家の友人(刺激)も、
金になるスキルも、
何もかもがありませんでした。

あるのは
絵を必死に描いてきた事実だけ。
金にも成らない技術だけ。
親にクズ扱いされる毎日だけ。

絵を描く時間を得るためには

学生時代、学校に行くために
様々なバイトをしてきました。

・深夜のコンビニ
・工場の流れ作業
・警備員
・テレアポ
・引っ越し

これらは全てスキルが無くてもできる仕事です。
だから時給はよくて1000円が精々です。

「何か金になるスキルを得ないと
自分は絵を描く気力も、
時間も得られないのでは?」

と、考え
webデザインの仕事を選択しました。
仕事見つけるまでが大変だった…。

htmlとかcssとかseoとか
当初は意味不明だったけど、
独学も合わせて
ナントカカントカ習得しました。

全ては絵を描き続けるために。
全ては絵を描く時間を得るために。

webデザインのスキルを宣伝活動に

そしてネットを使って自分の作家活動を
周知するスキル(webデザインのみですが)も
得ることができました。
実務経験があるのは強い。

仕事でスキルを習得

自分のwebサイトを実験台に
新しいスキルをテスト

仕事で新しいスキルを磨く

こうして、少しずつ、確実に
自身のwebサイトを
充実させていけました。
今見るとダサいけど。

2005年時点のwebサイトトップページ。懐かしや。

webからぼた餅やってきた

結果、想定もしていなかった
絵の仕事を得ることができました。

映画で使用する絵画の依頼が来たり、
小説の表紙の作画を頼まれたり。
全部ネット(webサイト)を見ての
アプローチ
でした。

ようやく負け続きの自分の人生に
一矢報いる事が出来た気がしました。

素直に嬉しかった。
そしてびっくらこいちゃった。

随分昔の話ですが以下参照。

今回はここまで。

次回は絵画教室開講についての
ヨモヤマ話
となります。

「鬱は?」と思った方は、
まぁもうしばし待たれよ。

また明日。

「鬱と美大受験失敗が自分を変えてくれた」投稿一覧
vol.1 高校受験の葛藤
vol.2 美大受験失敗
vol.3 webデザインで棚からぼた餅
vol.4 絵画教室開講
vol.5 鬱病と言う闇の中
vol.6 鬱が教えてくれた
vol.7 寛解後の野望
vol.8 テストから得られたモノ
vol.9 結局自分が欲しいのは


もし文面を読んで興味を持ってくれたなら、
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よろしくお願いいたします。

早川剛の主に現代日本画
早川剛の主に現代日本画

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