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【落語で下期キックオフ!】ZIZOフェスVol.6レポ

一ヶ月が過ぎました。早い。ZIZOフェスのレポをします!流れ作業にならないよう気をつけます(戒)。
今回は秋ということで芸術・文化をテーマにしてお届けします!また、ZIZOでは10月から下期に突入したので、そのキックオフ会も実施。今回もディレクター/コピーライターの速石(ハヤイシ)がユルめにお届けします。

前回の様子はこちらからどうぞ。


〜DAY1〜

恒例のエントランス展示はみんなの子どもの頃の写真を並べてみました。いきなりいい感じにユルいですね〜。みんなの子ども時代、新鮮ですし、かわいいです。

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当初は誰の写真かを当てるクイズ形式にしようと考えていましたが、想像以上に誰が誰か分からず、通常の展示になりました笑。その代わりに、写真の下にプレートが付いていて、裏返すと名前が分かるようになっています。

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大体の反応は「え、誰?」っとなり、名前を見ると「あぁ〜!」という感じ。小さい頃からの面影が残っている人もいておもしろかったです!


午後イチアクトはエンジニアチームが主催する頭の体操ゲームです。エンジニアチームでは、飲み会や歓迎会などで「ラテラルシンキング(水平思考)」を鍛えるためにクイズやゲームをよくしているとのこと。まずはウォーミングアップ代わりにクイズが出題されました。車が駐車しているところの番号は何でしょうか?(画像をスライドすると大ヒントが出ます)

答えはこの下↓↓





答えは「87」。画像を上下逆にすると86→91の並びになります。答えをひらめいた瞬間が気持ちいいですね!何問かこんなクイズが出され、頭をワシワシとほぐします。で、メインのゲームはチームを組んでA4の紙20枚だけでどれだけ高さを出せるかに挑戦する「ペーパータワーゲーム」。まずはチームごとに作戦会議。

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僕たちのチームは紙を三角形に折って積み上げる作戦。使えるのは紙と手だけ(紙を折ったり破ったりすることはOK)で、打ち合わせ中もメモはNGです。二段目以降を積むとき、一枚紙を噛ませて上からの力を分散させるというのがミソ。こんな感じでアイデアを出し合い実際に積んでみました!制限時間は5分。

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できた!採寸の結果は…

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…惜しくも2位でした!うまいこといくとこんな感じになります(これは勝負がついた後に作ったものですが)。みんな大体考え方は同じなのですが、紙の折り方が、コの字型だったり「W」だったりさまざま。

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ペーパータワーはコミュニケーション能力を上げるためにも研修などで使われるゲームとのこと。なるほど。ラテラルシンキングのトレーニングは、普段使ってない脳みそを使う感じが気持ちいいです!仕事にも役立つ発想法なのでアイデアに煮詰まったときにどうぞー!


そして、芸術の秋にふさわしい初日のメインアクトが「絵心代理戦争」。

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一言で言うと「デザイナーがコーチ、ディレクター・エンジニアが選手となり、タッグを組んでどれだけ絵が上手くなるのか?」という試みです!(参考は格闘代理戦争)まずは事前に出場選手を決めるべくディレクター・エンジニアで予選を行いました。下記が予選のルール。

・制限時間5分
・お題は「サッカー選手がシュートしているところ」
・参考画像を見ることはできない

しかし、ZIZOはWebコンテンツの企画、ディレクション、デザイン、開発を中心に活動するクリエイティブ・プロダクション。デザインは重要なアウトプットなのでデザイナーじゃない人も絵心はそれなりにあるはず…という煽りはいいのでとりあえず予選の作品をご覧いただきましょうか。

これは惜しくも出場を逃した次点作品とスケジュールの都合上参加が不可だったメンバーの作品。とにかく数々の力作が揃いました!!

さて、本戦当日は仲島さんの挨拶で開幕。新日のTシャツを着ているのが審査委員長のAD前川さんです。

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予選の作品を前川さんに選考(描いた人の名前も伏せて厳正に審査)していただき、川口さん(社長)、陳さん(ディレクター/東京)、ジョス(エンジニア)、大曽根さん(ディレクター)の4名が選出されました!そしてコーチの方たちはこちら。

全員きっちり仕上がっています!デザイナーの指示でどれくらい絵が上手くなるのか?を感じてもらわないといけないので、出場者の予選の作品も見ていただきましょう。川口さん→陳さん→ジョス→大曽根さん、の順です。

まずはエキシビションマッチでコーチ陣に改めて各選手の実力を把握してもらうと共に、特徴やクセを掴んでもらいます。お題は「ギターを弾いている人」。こんな感じでやってます。

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エキシビジョンマッチの作品もめちゃおもしろかったので全て見てもらいたいところなのですが長くなるので一番沸いたジョスの作品をとりあえず。

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ギターを「弾いて」はいませんね。。見づらいですがTシャツに描いてある「KISS」(なぜか縦書き)の文字と右下で密かに盛り上がるオーディエンスが哀愁を誘います。エキシビジョンマッチの後は、くじ引きでコーチと選手のタッグを結成。下記が本戦の概要です。

・お題の発表後、3分間の打ち合わせタイムを設定。
・試合時間は10分間1本勝負。
・5分経過時点でヘルプタイム発動。コーチがペンを取り、10秒間だけ描き足すことができる。
・審査員3名の判定により勝者を決定。

キーポイントは絵の構図を決めるための打ち合わせタイムと、貴重な10秒のヘルプタイムの使い方でしょうか。そして、発表された本戦のお題は「自転車に乗っている人」。コーチとタッグになり、それぞれ描き始めました!さあ、どんな作品になるのでしょう。

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ここで、ZIZOのディレクター・エンジニアのメンツを保つためにも予選上位の作品も見せておきましょう。

うまい!!ちゃんとシュートしてる躍動感がでていて、テーマに沿った表現ができていますし、こういうのを見ると絵心ある人が羨ましくなります。ちなみに予選で約30人の作品を見るとパターンが掴めてきて、絵に自信がない人は「セリフや擬音で補おうとする」「線をシャッシャッと重ねて誤魔化す」「テーマと関係無い部分のディティールに凝る」という知見を得ることができました。

では、アクトに戻りましょう。出来上がったそれぞれの作品はこちら!

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川口さんの作品。コーチの森田さんが「ストップ」と言うまで忠実に線を引くことを繰り返すマリオネット・システムを採用。自転車めっちゃうまいです。ヘルプタイムでは上半身の身体のラインをコーチが担当。

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コーチの吉村さんと綿密なブリーフィングの上、陳さんが人物を正面からしか描けないという弱点を活かして構図を工夫。違和感ないですし、道路の奥行きも出ています(つじあやののPVみありますね)。

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ジョスは自分で自転車を描き、コーチに人物を任せる分業スタイル。10秒で人物のラインと顔を描き上げるコーチのゆみこさんもすごいし、ジョスの絵もエキシビジョンマッチと比べるとレベルアップしている感じ。

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大曽根さん!!!

後ろのちかみコーチの顔がやや曇っています。ちかみさんがペンを手に取る頃には手遅れだったそうです。。


作品が出揃ったところで審査員3人による厳正な審査。

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その結果、栄えある優勝はジョス&ゆみこさんペアになりましたー!!評価のポイントとしては「デザイナーとタッグを組んでどれだけ絵が上手くなるのか?」という主旨に沿い、そのジャンプ率が一番高かったということ。また、審査委員長の前川さんは人の表情を重視していて、最初は川口さんに票を入れようと思っていたけど、よくよく近くで絵を見ると「顔が気持ち悪かった」という判断でジョスに票が流れたようです(気になる人はもう一度見返してみてください)。優勝特典としてこの後一週間、ジョスの絵はオフィスに飾られました!ちなみにコーチとして活躍してくれたゆみこさんの作品はこちら。案件でイラストが必要なとき社内に頼める人がいるのはめちゃ心強いです。イラスト関連の仕事もどんどんお待ちしていますー!

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どや。

絵心代理戦争は今回初めて行ったアクトだったんですが、改めてデザイナーの人のスキルを実感できたり、絵全体で見るときの重要なポイントが分かったりして「なるほど〜」と思いました!ヘルプタイム効果を差し引いても、アドバイスが的確で予選と比べると全員上手くなっている感じがあります。予選を通じて大多数の人が参加できる内容だったので自分ごと化しやすい企画だったのもよかったですね!(←これ重要)社内イベントにはちょうどいいと思うのでオススメです!最後に一番盛り上がったかもしれないジョスとレノーのコラボ作品を載せてきましょう。

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これ、それぞれの予選の作品をくっつけたもので、お互いの絵は知らずに描いています。二人ともフランス出身。炎をまとっているのは向こうでも大人気のアニメ「キャプテン翼」の影響らしいです。妙に納得。


〜DAY2〜

2日目は前回と同じくローラの英単語ゲームでスタート!(見返してないけどほぼ毎回そうかも)

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Akinator(アキネイター)ってご存知でしょうか?色んな質問を繰り返し、回答者が思い浮かべている人や動物を当てるアプリがあるんですが、今回はそれを実際に英語でやりとりして当てるゲームです!(あまりにテーマが広いと難しいので「country」「animal」などのざっくりテーマは予め決定)

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「big or small?」「dangerous or cute?」など英語で受け答えしながら答えを絞り込んでいきます。前回もお伝えした通り4月には海外研修旅行も控えていますし、面白い海外案件も入ってきているので、メンバーの英語力もいい感じに上がっています!

午後はジョスの「ダイエット講座」。ジョスは元々スレンダーな体型だったのですが、日本に来てからカレーパンやジュースによる不摂生がたたり、最大で94kgになってしまったとのこと。その後一念発起して、6ヶ月で11kg、そして1年で20kg減量するまでのストーリーを話してくれました。

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まず、スライドがオモロイ。ジョスは経過を細かく記録することとスモールスタートを重視していた模様。会社帰りにはジムでランニングマシンに乗って50分10kmのランニングのルーティンをこなし、さらなるシェイプアップを図っているらしいです。

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今ではこんなスレンダーストイックパリジャン深Vネック凄腕エンジニアになりました。すげえ。


夕方からは全員参加の下期キックオフ。色々やってきましたが、これが今回のフェスのヘッドライナーです。2017年頃に「2020年計画」と称した3ヵ年計画がもうすぐ完了するに当たって、その振り返りと2023年に向けた次の3ヵ年計画をどうするか?の発表が代表の仲島さんと川口さんからありました(なんかいきなりマジメな話しにスライドしてすみません)。2020年計画としては、メンバーの増員だったり、社内のグローバル化、働き方やオフィスの改善など、いろいろなプランを立てていたのですがほぼほぼ達成!!

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次の3年に関しては「全員のやりたいことの集合体=ZIZO」でもあるという考えのもと、トップダウンではなくみんなで決めていくことになっています。世の中への提供価値だったり、自分たちがやりたい仕事だったりも考慮しつつ考えていく予定をしていますー!

で、いつもならナイトパーティーで〆なのですが、今回は下期のキックオフということで特別ver。落語家さんを社内にお招きし、みんなで落語を聞く「ZIZO寄席」を開きました!まずは社内に高座を作ります。

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何やら大変なことに…。今回のフェスの写真にチラチラ写り込んでいる骨組みのようなものは全て高座を組むための材料です。ちなみに後ろの暗幕は落語中に食事を用意してもらうためのスペース。

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できました!!高座から屏風まで道具一式をイベント会社に発注し、自分たちで組み上げたので、よし◯とのあの会見より手作りです。

ZIZO寄席は桂小鯛さんと桂ひろばさんにお越しいただき、社内で落語を体験。

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桂小鯛さんからは滑稽噺を一席。マクラの部分では落語の基本や歴史も詳しく話してもらって落語初めて聴く人にも分かりやすい!

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桂ひろばさんは落語に加えて手品まで披露していただきました!(しかもかなり本格的)

社内で落語を楽しむのいいですね〜。自分も含め、落語に触れたことがないメンバーが多かったのですが、落語初心者のためにめちゃ分かりやすく話していただいて想像以上に楽しめました!桂小鯛さん、桂ひろばさん、ありがとうございましたー!


そして最後はナイトパーティー!乾杯の挨拶は毎回誰がやるか決まってないのですが、桂ひろばさんの手品中に次々アドリブをかますので、ZIZOのいらんことしいキャラを手に入れた福録さんが担当。

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かんぱーい。

食べ物は、華やかにキックオフしたいのでげん家さんのお寿司屋さんをケータリングしました!!

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壮観。見事に寿ぎを司っています。言葉の意味はよく分かりませんがとにかくめでたい。

と、いうことでお寿司とお酒を楽しんで今回のフェスも無事に終了!今回は下期キックオフということもあり、たぶんフェス立ち上げ時と同じくらい濃いーーー内容になったような気がします!だからという訳ではないんですが、次回は初の1日開催を予定。まだ1日でやったことがないのでとりあえずどんな感じになるかやってみよーという感じです。また、初めて外部ゲストのアクトも実施予定!楽しみですね。ではまたゆるめにレポートしまーす!!


おしまい

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