量子精神学の地平10. 集団の祈りが遠隔で病気や人間に作用する事がアメリカで実証されました。例えば京都あたりで、量子力学専門家と仏教者(遠隔力保持者)による、祈り効果へのアプローチがそろそろあっても……です。
祈りについての著作が多いラリー・ドッシーが医療専門誌に発表した実験事例。(ダイアモンド・オンライン、山川紘矢・亜希子記事参照。)●カリフォルニア大学において、心臓病患者393人を192人と201人に分け、192人には、知らせる事無く、毎日他の人達から、祈りを送らせた。結果、祈りを送られた192人からは病状悪化が9人、祈りを受けていない201 人からは病状悪化が48人となった。●ミズーリ州の病院で1000人の患者を2等分して、集団の祈りを受けたグループの10%の回復率が早くなった。●1986年から1992年にわたるデューク大学の65 歳以上の4000人に対する調査により、祈りの習慣のある人の長生率が、祈りの習慣を持たない人を上回った。■これらの事例は当然、キリスト教徒による回復の祈りによる効果です。また祈りや遠隔力の専門家集団によるものでなく、一般的な信者によるものです。人間の脳内又はハートからは、確実に何らかの素粒子が打ち出され、目標に届きさらに効果を現しました。高周波電磁波のような、粗い物質レベルの量子ではなく、おそらく量子力学的環境では影響を与えるが、まだ如何なる数式にも表されていない、人体発の精妙極まる素粒子が存在します。或いは素粒子もつれかもしれませんが。■これらの、人体また脳内の量子場の存在は明らかであり、人間の精神領域、霊性発現の源の場に他なりません。量子力学サイドからの歩み寄りはすでに、主にキリスト教圏では始まっています。ある意味キリスト教が数千年にわたって喪失した、祈り{精神力、霊力}の発生と駆使の技法は、仏教特に、密教に豊富に残されていますが、昨今あまり重要視されていないように、見受けられます。■量子力学専門家を有する大学、伝統仏教寺院、遠隔能力者、医療機関、メディアによる産官学連携の新しいモデルが、立ち上げられてもいいと思われます。まずは京都あたりで。(画像は谷川岳、一ノ倉。平凡社世界大百科事典より。)