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コミティア149活動報告

こんにちは、ボードゲーム制作サークル空理計画のはくしです。
2024年8月18日に東京ビッグサイトで開催されたコミティア149にサークル出展しましたので、レポ記事を書いてみました。

今回の出展の動機は、新作カードゲーム「ニイドファイヤ」のリリース。
ルーンの力を宿した女の子たちがバチバチに殴り合うアグレッシブなゲームです。

女の子のカードと炎のカードを使います

サークルの性格上、これまではゲームマーケットでゲームを売るというのが活動のほとんどだったのですが、今回はコミティアでゲームを頒布したらどうなるだろうかというチャレンジでもあります。結果はあまり参考にならないかと思いますが、そのあたりを軸にお話できればと思います!

その前に新作の話ですが、6月の参加申込のさいサークルカットにタイトルも絵も出してしまったのに、実際にはその時点ではなにも決まっていない状態でした。
そこから2ヶ月でゲームを現出させるハードスケジュールを経て、なんとか頒布にこぎつけたというのが今回の成果です。
「なんとかこぎつけた」、といっても程度は色々ですが、ここでは「材料と機材を開場時刻に会場へ手搬入、設営時点で在庫ゼロ、会場で30分かけて1個生産しては1個売る」をやるレベルを指します。
ブース内で手伝ってくれた友人の存在なしには多分どうにもならなかったに違いなく、その意味で「間に合わなかった」にかなり近い方の「なんとかなった」だとお考えください。

めっちゃ切ってる

なお友人サイドのレポはここ。多謝!

会場ではそんな感じで、2時半くらいまではずっと中腰作業、それからようやく椅子に座ったり会場を歩き回ったりしていました。
ところで午前中は準備中の札を下げてカードのカットをずっとしていたのですが、その時点で足を止めて作品に興味を示してくれる人が何人かいました。
12時頃にできますと情けない声でお伝えするしかなかったのですが、じっさい12時頃にまた来て買っていってくれて嬉しかったです。
「あとで来ます」は来ないもの、というイベントの常識……僕がそう思っているだけですが、それも絶対ではないと気付かされました。
いや、生産が終わるのを待つのと出来たものを買うかどうか考えるのとで全然条件は違うわけですが。

誕生

やっぱり会場には頒布物を完成形で持ち込んで、設営も頑張って多くの人に目に留まるようにして手に取ってもらえる工夫をするのが本来の姿ですね。
今回は作業が前夜にまで食い込んだせいで、設営用具は直前になって家をひっかき回して用意したのですがこれが全く出てこず、間に合せの布などででっち上げたブースの見た目は完全に落第点でした。

これを設営と呼べるのか

それでもいちおう足を止めてくれる人がいて、作った分の在庫は全て巣立っていったのは、会場でカッターマット広げてゲーム用カードを切り出し、1キログラムある角丸マシーンでガシャガシャ角を落とす様子が目に止まったおかげだと思います。
こういうことをまたやるのは御免だしそうすべきでもないとは思いますが、なんにしろブースの見た目が目立つことには意味があるなと感じた次第です。

ブース内からみたコミティアの特殊性というものがあるのか振り返ってみます。
コミティアは、あまりゲームを頒布するイベントという印象はありません。
コミティアにおける本とゲームの比率は、ゲームマーケットで売られているゲームとゲーム評論本の比率よりも極端なのではないのでしょうか(私見)。

すると出展区分も悩ましい要素です。
今回は「映像・音楽・ゲーム」や「雑貨・グッズ」は脳内シミュレーションで雰囲気が違うと読んで(多分ここで言うゲームってデジタルの方だよね)「その他・ノンジャンル」で出しました。
結果、お隣が謎解き本のブースだったり、運営サイドも配置を配慮してくれた感じがあり、これはいい判断だったと思います。
とはいえそのエリアをゲーム目当てに歩いている人はそれほどいないと思うので、やはりランダムなエリアというつもりで、ゲーム出してますよ!という主張をしっかりしてみないと創作ゲームを売るイベントとしていいかどうかは判断がつきません。
ここはまた検証したいポイントですね。

書くべきことは書いた気がするのでこれまでで。
拝読いただきありがとうございました!

ニイドファイヤが気になったら公式ページをチェックしてみてください。
よしなに!

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