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山火事が発生して、観光客のモラルとマナー考える。

南アフリカ、ケープタウンでこの国の広報活動をしている峻太です。

ケープタウンの象徴である、テーブルマウンテンで山火事が、昨夜から起きています。

23:00頃にMaxが急にBig Fairと叫んでいた。

何事かと思い、庭へ出ると、辺りがモクモクとしている。

そして、目の前(距離にして1km程度)先の山が、京都の大文字焼きのイベントが行われているのかと錯覚してしまうほど、真っ赤に燃えていた。

瞬時に、先月のロサンゼルスの大火災を思い出し、家の方まで火が回ってきたら怖いなぁと想像した。

テーブルマウンテンは多いとまでは言わないが、割と山火事が起きる。

この1年間で3、4回は起きていて、その都度レスキュー隊が出動し、ヘリコプターが上から鎮火のために放水をする。

特に昨夜のそれは、中々の巨大性を伴っていた。
風も強く、火に油を注ぐように燃焼が加速していた。


結局、次の日の今(13:00)まで鎮火はできておらず、消火活動は続いている。

幸いなことに、南アフリカの山、特にテーブルマウンテンは岩肌が多く、木が少ない。

そのため、表面的に見える木が一定時間、燃焼を続け山にある木を焼きつくすと、ある程度燃えが収まる。

のが、これまでの山火事であるが、
中々12時間以上も続くと中々不安である。

ただ、おそらく、周辺地域の住宅までには飛び火していないようで、命に別状はなさそうだ。

火事の原因は、毎回タバコなどのポイ捨てのようで、しかもテーブルマウンテンとなると現地の人よりも、旅行者、観光客がその理由となることが多い。

旅行者のモラル、マナーの無さが現地の人を苦しめている。

現に日本でも、例えば京都などは観光客の影響によって、"日常"が損なわれている様子が度々報道されていたり、外国人の迷惑系インフルエンサーが、バズを目的に人や建造物、誇りや歴史を汚している。


とっても、穏やかじゃない。

自己意識過剰で、人の目線を気にしすぎ、神経質になり臆病になる必要なんてないし、ルールはルールと縛られることで、世の中のクリエティビティが限定されてしまい、発展のない世の中も全く良くない。

この手のルールにうるさい人は、白か黒、0か100、Yes or Noで物事を見ない。

世界はもっと複雑だし、バランスでできていると僕は思っている。

公正に、公平に。
一つの目線ではなくて、複数の目線で。

真に、品行方正に生きていける人なんていないと思う。

自分の中の正しいの線引きをつまりは、価値観を複数持って、バランスよく生きられる人でいたいなぁ。


ってことを、火事を見て思ったわけもなく。(笑)


火事のことをただ書き始めたら、こんな話へと着地しました。
つまりは、考えるよりも手を動かし始めたら、勝手に考えるよ。ということですね。

ひいては、ネタが枯渇、いや感受性が不足しているってことですね。

ではまた。

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南アフリカにいるSUZUKIです。
駄文ではございますが、 皆さまの幸せな人生に一抹の変化と進化を与えられたのであれ ば嬉しい限りです。 もしお役に立てたのであれば、お金ください☺️