あなたの努力は害悪かも。節約のし過ぎが人生を破壊する理由(ワケ)とは

つい先ほどのこと。15年来の親友から、こんな動画が送られてきました。

節約オタクふゆこさんが、ダイヤモンド社のインタビューに答えた動画です。

実はこの方のことは、元々知っていたんですよね。
これまた動画になるんですけど、こちら。

暇だったら見てみてくださいな。

節約する意味ってなんだ？

さて話を戻して。
そんなふゆこさんはこの動画中で、「DIE WITH ZERO」という書籍について語られていました。

実は自分も「なんか気になるタイトルだなぁ…そのうち読んでみるかなぁ」と思っていた本だったんですよね。

それもあってか、興味深く見させていただいたんです。

この動画の中では、印象に残ったフレーズについて触れられていました。

どれもこれも気になる内容だったのですが、僕が特に一番心惹かれたというか、「わかるよわかるよ、そうだよなぁ～」と、再認識されたフレーズがあります。

それは何かというと…

「節約ばかりしていると、その時にしかできない経験をするチャンスを失う」

これ。

これねー、一兆パーセント大賛成の言葉です。

お金を貯め続けた結果一生失うもの

僕は常々思っていたことがあります。
お金を貯め続けることに、何の意味があるのだろうか、と。

よく言うじゃないですか、老後が心配だから貯金しとかなきゃ。
とにかく我慢して貯金しないと。無駄遣いはするなよと。

確かにそれは一見正しい様にも見えますし、世の中的にもそれが当然のような流れになっています。正直僕も最初はそっち派でした。

事実、貯蓄から投資へ―という流れを活性化させようと、節税できるという餌を撒いて、国はNISAをやらせようとしてるじゃないですか。

まぁ僕もこう見えて投資家の端くれなので、がっつり利用してたわけですが。

何しろやりたいことをやるためには、当時の僕は投資で頑張らなきゃ…という頭しかありませんでした。
やりたいことはたくさんあったけど、とにかく頑張って頑張って頑張って。

そして出た結果が、「何も得られませんでした～」なんですよね。

これは本当に悲惨です。
15年以上試行錯誤したのに、結果は出なかったんですよ。

なんなら道中400万ぐらい損してました。
投資で300万以上やられ、投資詐欺で100万持っていかれて。

僕の青春時代とか、もう全部それで潰れましたね。
何も良いことなかったような気がします。

とにかく稼いだお金は使うな。しっかり貯めておけ。無駄遣いはすんな。

そういうメッセージが、この世の中にはウイルスのように蔓延っていますよね。

僕はそれに、ずーーーっと疑問だったんです。

20代だからできることがあります。
30代だからできることがあります。

70代になって、20代と同じような事をできる訳がありません。

確かにお金はたまったかもしれませんけど、やりたいことがやれる時期はとうに過ぎてしまっているのです。

そう思った瞬間、僕はすぐに行動に出ました。
行きたかったロンドンにとにかく行くことにしたんです。

いくらバックパッカーとはいえ、それでも確かにべらぼうにお金はかかりました。かかったんですけど、その代わりに、かけがえのない体験を得ることができたんです。

へとへとになるまで歩き回って、色んなものを見て、聞いて、味わって。

それと同じことを、はるか先の未来の自分にできるとは到底思えません。体力がゼンゼン無くて、道端でうずくまっているのが関の山でしょうね。

今しかできない経験のために僕らは生きてゆこう

今回のふゆこさんの動画を見て、あらためて確信しました。

どうせ人はいつかこの世を去ります。
そしてまた別なステージに行きます。
もしかしたら明日急に行ってしまうことになるかもしれません。

そうした時、どれだけ後悔しても、後悔しきれないと思うんす。

あの時あれをやっておけばよかった…とか、無理してもチャレンジしてみるべきだったとかね。

この世界は、ある意味であなただけの世界です。
家族恋人友人知人上司部下、どれもこれも全く赤の他人。
ここは、あなただけの世界だと思うんです。

つまり、あなたが作る物語なんですよね。

ということは、だ。
その物語をどのように生きるかは、あなた次第。

つまんない毎日をこれからも続けるよりも、もっとやるべきことが、あるんじゃあないでしょうか。

と、僕は思うのでありました。
ちゃんちゃん。

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