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結婚式場決めるその前に

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会場見学へと行動する前に読んで欲しいコラム。会場と花嫁に挟まれている フリーランスウェディングプランナーの願いとは。
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2020年5月の記事一覧

雰囲気の方程式

皆様が一番想像しやすい結婚式の雰囲気を例に挙げますと ①会社関係も招待する大人数の結婚式 ②家族と友人だけを招待する少人数の結婚式 こちら2つの結婚式の雰囲気って、だいぶ異なるイメージがありませんか? 雰囲気とは その場にかもしだされている気分やムードの事なのですが、 実はそれは、結婚式当日全員が瞬間ごと敏感に肌で感じ、結婚式の記憶として刻まれていく、極めて重要で貴重なものです。 (人の記憶は、楽しかった・感動した・つまらなかった・退屈だった等様々でしょう。) 『結婚式

意外と知らない担当者の事

分業制ってきいたことありますか? 日本にある結婚式出来る場所の多くはだいたい分業制です 分業制の種類 1)会場見学をご案内する契約担当者 2)打合せを担当する打合せ担当者 3)当日を担当する施行担当者 ※2,3が同じところもあります それぞれのプロフェッショナルたちがご案内をしてくれます。 そのシステムのおかげで、世の中の多くの新郎新婦たちを担当することが出来る仕組みです。 多くの花嫁たちが結婚式を挙げる事ができるシステムはその“人”たちが、マニュアル通りの決められたとお

「時間・場所・人」の場所とは

ここでは、結婚式のスタイル(4本柱)の違いにより、新郎新婦に与えられた自由に(独占して)使える「場所」はどれくらいあるのか、それがどれだけ新郎新婦とゲストに影響するものなのかお話したいと思います。 私の経験値と独特な主観が入りますのであしからず… 記憶に残る特別な時間を創るためには 空間創りと人が感情を左右される空気創りは対になるほどとても大切だと思います。 私が伝えたい「場所」というのは、それぞれの演出(項目)を行う時の「空気」 それは装飾が施されて美しくおしゃれな空間

「時間・場所・人」の人とは

新郎新婦にかかわる「人」は、それぞれの会場でどれだけ新郎新婦とゲストに影響するものなのかお話したいと思います。 私の経験値と独特な主観が入りますのであしからず… 結婚式は機械ではなく人間が創るものです。 ひとつ一つの項目が、人と人の掛け算方式で進んでいくようなイメージです。 「時間」のコラムで伝えたそれぞれの時間にかかわる人がいて 「場所」のコラムで伝えたそれぞれの場所を担当する人がいて その「人」たちが、限られた貴重な時間を協力しあってすすめていきます。 それでは、1組

知ってる?会場別のスタンダード

結婚式を創る上で最も重要である 「時間・場所・人」の圧倒的な差を説明したところで、それぞれの会場ごとのスタンダード(いわゆる”一般的”というところ)を会場別の施設の特徴と合わせて説明します! これまで説明してきた事と重複する事もありますので再度ご確認を! ①ホテル 皆様ご存じの通り宿泊できる建物ですね。 大きなホテルですと、宿泊できる場所以外に宴会ができるお部屋がいくつもあるので、企業のイベントなどで足を運んだ方もいらっしゃると思います。そのお部屋でお食事を提供する披露宴を