腹式呼吸で内臓を動かす
私はHAL式腹式呼吸発声法のトレーナーであります。
私たちの呼吸は、特に意識しなくても1分に15回(安静時)くらい呼吸しています。
1時間で 15回(1分)×60=900回
1日で 900回(1時間)×24=21,600回
1年で 21,600回(1日)×365日=7,884,000回(788万4千回)
80年生きると、 7,884,000回(1年)×80=630,720,000回(6億3,072万回)
こんなに呼吸しているのです。(すごい)
少しでも、身体と心に良い呼吸を心がけたいですね。
さて、腹式呼吸とは簡単に言うと
肋骨を動かさずに、横隔膜を引き下げて息を吸う呼吸です。
おへその下(丹田)に意識を集中させて、
ゆっくりと息を吐き、お腹をペタンコになるまでへこませます。
吸おうとしないで、お腹を膨らませて鼻から空気を取り入れます。
横隔膜(胸とお腹の間にあるドーム状の筋肉の膜)が上下することで
内臓が動き、圧も加えるので、内臓のマッサージ効果もあります。
内臓が動く?と思いますよね?
実は、今日健康診断で腹部超音波を受けました。
超音波でグリグリされているときに
「はい、息を吸って・・・止めてそのままにしてください」
と、何度も言われます。
「なぜ、息を吸って止めるのですか?」
と聞いたら
「息を吸うと内臓が肋骨から下に出てくるから、その時に画像を撮るんですよ」
と言われました。
なるほど、それから特に腹式呼吸を意識して行いました。
超音波の画像を見ていると
息を吸ったら見える黒いものが。吐いたら見えなくなります。
やっぱり内臓が動いている!と、実感したのでした。
来年の健診の時は、
胸式呼吸(肋骨を広げる)の場合と腹式呼吸の場合で
内臓の動きが違うのか
調査してみます。(忘れそう~)
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