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新海誠3作品をホツマツタヱで読み解く〜真のメッセージとは。

私が、映画『天気の子』『すずめの戸締まり』を見たのはつい最近で、
公開から6年近く経っている。

(唯一、『君の名は。』は公開当時に映画館で観ていた。)

実は、『天気の子』を見るきっかけは、実はホツマと関係している。

新海誠監督の作品は、日本神話や日本に伝わる物語がベースになっている。
そのベースにホツマを入れるとさらに面白い見方ができるのだ。


新海誠監督は、掛け言葉のようにいくつもの意味を掛け合わせて映画を作っている。

そう、新海誠監督の映画はまるで和歌のようだ。

ホツマも五七調の和歌の形式で描かれていて、様々なことを読み取れるからして、ある意味似ているとも言える。


『君の名は。』
『天気の子』
『すずめの戸締まり』


この3部作からは、もしかしたら、新海誠監督の裏メッセージではないかとも思えるようなものも感じ取れる。

映画の公開から数年経ち、すでに多くの人が考察をしていると思うが私なりにも見つけたこと感じたことを共有してみたいと思う。

まず先に言うと、
この3部作は、それぞれが主人公の男女を通じて、ホツマの物語やホツマ自体も表現しているとも見える。

それから何となく感じていたことなので書いてみるが、3部作を通じて見えてくるのは、

「ひな祭り」

だ。

登場人物の名前の音やキーワードに注目すると、

タチバナ(橘)

ヒナ(雛)

ダイジン(大臣)

ミキ(=白酒、口噛み酒)

そして、新海誠監督作品には、

という文字を使うことが多く、キャラクターと声優共に多数存在する。

和歌では、花は桜を意味する。
『「花」とだけ書かれている場合、古典では「桜」を意味します。』
ちょっと差が付く百人一首講座より引用https://ogurasansou.jp.net/columns/hyakunin/2017/10/17/515/

これらから連想するのは、

ひな祭り

である。

ひな祭りには、
ひな人形、橘と桜の花、雛壇の下には右大臣と左大臣の人形を飾る。
そして、白酒を飲む風習がある。

書いていて気づいたが、一説によると
ひな祭りの

3月3日は、
『君の名は。』の三葉の由来になったとされる
女神・瀬織津姫の誕生日

とも言われているらしい。

そして、ひな祭りはホツマとの関係がある。

というのは、

ホツマにはひな祭りの起源

とされる話が載っているからである。


2025.2.20 追記

ホツマツタヱには、
ウヒチニ(男)・スヒチニ(女)という二神の物語がある。
ウヒチニが持っていた木の実から花も実もが百(モモ、たくさん)なったことから、その木はと呼ばれることになったことや、その桃の木が3月3日になったことを由来して二神は3月3日にご結婚されたことが書かれている。

ひな祭りは、男女二神の結婚を由来していると分かる。

その他、ミキ(酒)の始まりとされる話も書かれており、『君の名は。』で口噛み酒が重要なキーワードとなったこととも結びつくのである。


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