やりたいの残骸。(雑記)
『これをやりたい』から行動に移すまでの距離が異様に遠い。そのためか、部屋の中にはこれをやりたいの残骸がそこかしこに転がっている。
まず、マスクづくり。やりたいというよりやったほうがいいな、なのだが、幸いなことにコロナ騒動以前から買いだめしていた在庫がまだ余っており、材料だけそろえて見たものの『急ぎ』ではないグループに脳みその中で分類されてしまった。
それから、手芸全般。全般というあいまいな言葉を使用することにより、いかに自分の興味が散乱するのかを隠そうという魂胆がある。主にアクセサリー作りと布染めで、ちまちまと進めていたりするのだが、あまりに鈍重。そういえばそろそろ藍が大きくなりつつあるので、第一回目の染めが出来るかもしれない。楽しみ。
更に、勉学。やりたいとやらなきゃが被る所なのだが、どうにもうすらぼんやりと考え事の奥に隠れてしまい、手出しが出来ずにいる。本分なのでこれではいけないのだが、これではいけないと思えば思うほど足は遠のく。それから、一度始めたらしばらく現実世界に帰ってこない自信があるので、耽溺できる心や身体の余裕、あるいは全て投げうってもよいという大義名分や環境がないと難しい。などと被告は証言しております。
次は読書。どうやら自室で本を読むことがあまり得意ではないらしい、ということに最近気が付いた。昔はそんなことはなかったのだが、近頃は出先の喫茶店や電車の中での読書の方が頁が進む。家に帰ると、本を開く以外のものに興味がそがれるからかもしれない。読書も勉学と一緒で、はじめだすと急に過集中し、寝食を忘れる傾向にあるので、それを警戒している面もある。
やりたいこともやるべきことも、割と多いはずなのに、気が付けば布団で夢の世界へと旅立っている。今日は雨のためか、一日中眠っていた。これだけ眠っているのにまだ眠く、夜に眠れないということもないので、驚きだ。
眠り姫か?姫……姫?ねむりナマケモノ?
そういえば私は自分の事をナマケモノと自称する癖があり、これはナマケモノの愛らしさを己に擬することにより、賢しらかつひねくれている自分に多少の愛嬌を付与する為である。あとナマケモノはかわいい。
これによって愛嬌を感じる人がいるかは不明である。ふてぶてしさだけは感じてもらえるかもしれない。
再三整理してもすぐに取っ散らかる部屋にうんざりしながら、今日も眠りにつく。
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