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20241116

神楽坂にいった。駅的には江戸川橋を使ったけど。スノッブな街だ。偏見でしかないけれど。イメージが膨らんで、街の実態はどんどん遠のいていく。気球が見えなくなっていくように。手を振っているそのこと自体が楽しいのだ。
ワクワクできることが日々へっていく。萎んでいく生活。そんななかでも楽しみを見つけるべきではないか?確かにそうだけど、いまはそんな正論は聞きたくない。
帰りに電車を乗り継いでいたら総武線が止まっていた。平日の満員電車みたいな車両で最寄りまで帰ってきた。すし詰めの休日。
ちょっとしたトラウマのように仕事のことを思い出す。日々パソコンの前に座るたびに、どこかが傷ついていっているんだ。バンドエイドをかいためておきたい、100均の安くてすぐはがれちゃうやつでいいから。

夕ご飯の鍋用にほうれん草を買ったけど、下茹でとかそういうことが絶望的にめんどくさくて、入れるのをやめた。この程度のハードルが、どんどん心を挫いていく。
ほうれん草も茹でられない人間に未来はあるのか?

あるのだ、どんな人間にも。ほうれん草は人間の未来を阻害しない。