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窓際からの日差し

第5話  ウワサ

 

野乃が「お姉ちゃん、おはよう」と朝方に挨拶をした。

香子が「ん?もう朝か」と眠たそうにして居た。

野乃が「お姉ちゃんさー、可愛くなってない?」と香子に声を掛けた。

香子が「そうかな?何だか可愛くなって居るか分からない」と野乃に伝えた。

野乃が「本当にお姉ちゃんって真面目だよね?」と香子の事をまじまじと見ていた。

道成が「おーい。もう朝なんだから起きろよ」と野乃達に声を掛けた。

香子が「あれ?いつの間に道成来たの?」と驚いた顔をして道成を見ていた。

道成は「香子?野乃も居たのか?今になると香子も野乃もあれから大きくなったよな」と話し掛けた。

香子が「まぁーね?野乃も少しずつ大きくなっているよ」と道成に声を掛けた。

野乃は「じゃ、私先に行くね」と香子達に話し掛けた。

道成は「おう、先に行ってくれ」と野乃に話をした。

野乃が学校に行って姿を消して、道成が「行っちまったな」と香子に話し掛けた。

香子が「うん、そうだねー?道成」と道成に声を掛けると、道成が「俺」と言い掛けたのだが、香子が「なんか嫌な予感」と思って居た。

香子が「ごめんなさい。もう、行くわ」と道成から離れて行った。

香子が「野乃、教室に居たのね」と野乃に声を掛けた。

教室の黒板には「香子、野乃のハーレム状態の道成」と書かれていた。

香子は「何これ?何でこんな事を書かれて居るの?」と信じられない気持ちでいっぱいになった。

道成が「誰がこんな事を書いたんだ?」と手をグーにして怒りを露わにした。

クラスの1人の男子が「あぁ、だっていつも、道成は香子と野乃を独り占めしていただろう?」と道成に楯突いた。

道成が「あ、俺は、そんなつもりは無かったんだけど」とクラスメイトの男子に反抗した。

男子から「そうかー。悪かったな」と道成に声を掛けた。

道成は「分かってくれたら良いんだよ」と男子の肩を叩いた。

香子は「道成?何処に居るの?」と話し掛けたら、道成が「お?此処だよ」と香子に手を振った。

野乃が「お姉ちゃんと道成?そこで何をして居るの?」とモゾモゾしながら、野乃を見ていた。

野乃は「道成、お姉ちゃん出られないみたいだから、どいてよ」と身体を動かすと、道成は「痛いよ。俺、此処で、香子と挟まっちゃったみたいで動けないんだ」と無理に身体を動かす。

香子も「痛いよ」と野乃に訴えかけて居た。

野乃が「どうしたら良いんだろう?この横の大きな棚を寄せたら、この場所から出られるかも知れない」と大きな棚を寄せた。

そしたら、2人共、その衝撃で身体は動かせて抜ける事が出来たが、壁に身体を打ちつけた野乃は意識を失って居た。

 

 

 

 

 

 

 

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