HattoriBeat'20を実施してみた
みなさん、こんにちは。HattiriBeat実行委員会の広報担当、寺戸(てらど)です!
HattoriBeatとは、ひっそりと輝く服部天神の人・町の魅力を地域一致団結型で発信する”歌おこし”イベントです。
2020年12月20日(日)、オンライン無料・無観客配信という形でHattoriBeat'20が無事開催できましたー!!!
オンライン配信のアーカイブはこちら↓再生回数は12/30時点で再生回数は900回を超えました!
そうそう、HattoriBeat'19が終わった時も、こんな風に記事を書いてたんですよね。。
↑の記事にも書いているように、右京さんという若者を応援するために頑張っていたんです。ただ、「なんでこんなに俺は頑張ってるんだろう」って、自分でも正直わからなかったんです。
ただ、「この先、少し時間が経ったら何か見えてくるだろうなー」とは思っていて。今年は、その「何か」が徐々に輪郭を帯びてきて、HattoriBeat自体に、大きな可能性を感じはじめました。
そんな話をしてみたいと思います、年末も年末ですが、どうかお付き合いください。
クラファンと配信Live、2つの大きなチャレンジ
HattoriBeat'20では、①クラウドファンディング、②オンライン配信Liveと2つのチャレンジをしました。
僕自身クラファンやったことあったんですけど、経験も活かせるなというのと、今回リアル開催は難しいというのもあって、オンラインでまず盛り上げたい、たくさんの人でイベントを作っていきたいという狙いもありました。
結果として、95名の方にご支援いただき、510,380円、102%を達成することができました。みなさん、本当にありがとうございました。
達成したのは終了する1時間半前、いやーハラハラしましたね笑
クラファンサイトはこちら↓
クラファンって「現代のお祭り」やな、と思っているんです。
昔は「地域」で人が繋がっていっていましたよね。クラファンのリターンはお祭りでいう提灯みたいなもので。提灯って、1つ1つ出資者の名前が書いてますよね。誰が出資して、お祭りが成り立ってますよ、ということを示すために提灯があったわけです(多分)。
今回はHattoriBeatというお祭りに参加した、ということを示すのが、リターンの「商品券」であり「エコバッグ」であり、ホームページや配信中の動画だったわけです。
102%達成ということで、クラファン自体は成功しましたけど、正直、ローカルなプロジェクトなのでクラファンと相性悪いな…難しいなと感じていました。
インターネットにより、「地域」は拡張されていく
インターネットというものが登場して、地域性というものが変容していくと考えています。今回のクラファンでは、そこまでいけなかったなーというのが正直なところです。
今後は、服部天神という「土地」に住んでいる人だけがHattoriBeatに参加するだけではなく、HattoriBeatという「コンセプト」に共感した人が参加するようにしていきたいなと。
HattoriBeatのコンセプトって、服部天神が音楽にあふれる街になることなんです。
街全体で音楽を楽しんでいる、例えば食事をしているとミュージシャンの人が歌っている、街中で人が音楽を楽しんでいる。
コンセプトに共感した人、リアルな土地に住んでいない外部の人が共感してくれて、さらにそれを下の世代につなげていったり…
HattoriBeatって、そうして新しい拡張された「地域」を作っていける種みたいなものができ始めているなと。冒頭で話したようにこのイベントはすごい面白いことになるだろう、と感じ始めています。
地域外の方に参加してもらう手段として、今回チャレンジしたオンライン配信も重要な要素になるだろうなと思っています。
来年のHattoriBeat'21はきっとすごいですよ笑
ビジョンに繋がる「点」をとにかく打っていく
現代はVUCAな時代といわれています。予測がつかない変動が大きい時代だそうです。
ただね、「変動していない時代」のほうが珍しいと思うんですよ、実は。
高度経済成長期だけが「異常」であって、先なんてどうなるかわからない世界のほうが、当たり前だったはずなんです。
そんな中でも「こういうことがやりたい!」というビジョンを掲げて、そこに向かって点をうっていくしいかないと思います。
スティーブジョブズの「コネクティング・ドッツ」という話です。
大学を中退したジョブズですが、カリグラフィーの授業に潜り込みました。その時は何の役に立つかわからなかったカリグラフィーの知識でしたが、10年後にマッキントッシュを作るときに、その知識が非常に役立ちました。
そうして、美しいフォントを持つコンピュータが誕生したわけです。
繰り返しになりますが、どんな時代であっても、何が起こるかなんて、やってみないとわからないんです。これは真理です。ジョブズであってもそう。
HattoriBeatも「何のためにやってるの?」って思っている人も正直多かったと思うんです。ただ、コネクティング・ドッツの話のように、ビジョンに向かって、1つ1つ、点を打ち込んでいくしかないんです。
どういうストーリーになるかはわからない。ただし、どの点も無駄にはならないんです。都度、これまで打ち込んできた点を見ながら、次の点へチューニングしていくようなイメージです。
未来がわからないことなんて当たり前です。
ただ、こうなりたいというビジョンを描き、とにかく最初にまず「点」を打っていく。気づいたらその点が繋がっていき、あなただけのストーリーになっていきます。
僕たちHattoriBeat実行委員会は、自分たちのビジョンに向かって活動はしていますが、この活動自体が、参加するあなたのストーリーが始まるきっかけになれば、こんなにうれしいことはありません。
HattoriBeat'20も、1つの点でしかありません。この先どうなるか、僕自身も楽しみにしてます。
では、また来年お会いしましょう。
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