【トップパフォーマーインタビューNo.7】フォロワー1万人超え。12.3億調達のスタートアップ広報を担う男は営業で成果を出してきたトップパフォーマーだった
こんにちは!トップパフォーマーの研究を日々行っている、白潟総研の服部です。
様々な業界の方にインタビューを行い、その方のトップパフォーマーたる所以を探っていく企画の第8弾!
第8弾は、株式会社ラフールの広報PRを行っているおーさわさんです!
ラフールは「メンタルヘルステックで全人類を笑顔にする」というパーパスを掲げつつ、ウェルビーイング経営の実現を支援している会社です。累計12.3億円の資金調達を行い、メイン事業である組織改善ツール”ラフールサーベイ”はローンチから3年で導入実績1400社以上に昇ります。
そんな波に乗っているスタートアップの広報PRを担っているおーさわさんはどんなキャリアを歩み、どんな成果を残して来たのか。その背景に迫ります!
目標未達なし。社内起業。
”広報”領域のトップパフォーマーに迫る。
―本日はよろしくお願いいたします!まずはキャリアについて簡単に教えてください!
よろしくお願いいたします!私は新卒で広告代理店に入社しました。2年ほど勤めたのち、PR代理店に転職。PR代理店には計4年在籍をしていたのですが、最初の2年はPR代理店の仕事を、後半の2年は社内起業を行い、事業づくりを行っていました。その後は2年ほどフリーランスで働き、「改めて事業会社で一社の事業グロースに携わりたい」と思ったタイミングで、メンタルヘルス領域への関心や、プロダクトの立ち上げのアチミングであったラフールに入社をしたという経緯です。ラフールでは3年くらい働いています。
ープレイヤーとして残されてきた成果/実績を教えてください!
そうですね…。ここではいくつかの例を挙げたいと思います!
まずPR代理店にいたころの話ですが、基本的には毎月目標達成していました。目標を達成できなかった月はほとんどなく、達成が当たり前という状態を作ることができていましたね。他にも大手外食チェーンのPR案件で、YouTubeを用いたPRを行うことになりました。私が動画の企画やキャスティングを行ったのですが、現在はその案件の動画は1000万回以上再生されています。社内起業を行っていたときも、2年で黒字化に成功しました。事業内容としてはオシャレな写真が撮影できるスポットを紹介していくというアプリ事業です。企業へは、イベントの目玉となるような写真映えする空間づくりのコンサルティングやそのアプリへの掲載を通した集客を提案したり、マネタイズを行っていました。立ち上げ1年目は赤字でしたが、2年目で大きな利益を出し、黒字化することができましたね。ですがその後はそれ以上の成長は見込めない、という判断に至り、撤退という結果になりました。
成果の秘訣①:自分を差別化する
ートップパフォーマー=普通の人とは違う成果を出せているということだと思います。普通の人との違いを3つ挙げるとすれば何ですか?
そうですね…。
一番意識していたのは、人としての差別化です。広告代理店やPR会社は自社の商材がないため、同じような商材で勝負するしかありません。そのため自分自身にいかに付加価値を付けていくかは物凄く考えていました。相手が接しやすい、仕事がやりやすいように、求められている以上のことをするようにしていました。企業の担当者さんや、メディアの方などに対して、一辺倒で同じ話もしないようにしています。人によって興味のある分野は異なりますし、コミュニケーションスタイルだってバラバラです。相手の個性や性格、価値観を知り、そこに合わせていくことを大事にしていますね。これが差別化に繋がっていたのだと思います。時には担当者さんが社内に提案する際の資料を作ったこともありましたから。
成果の秘訣②:貪欲な情報収集▶即行動のサイクル
成果の秘訣③:相手のメリットとなることを行い続ける
ー徹底した相手目線、ということですね!他にも違うところはありますか?
ラフールに来てから特に強く意識していることは、毎日の情報収取です。私は基本的に情報は武器になると思っているので、必ず情報は集めるようにしています。今だと、”メンタルヘルス”人的資本””ウェルビーイング”などが特に知っておきたいキーワードなので、そのキーワードに関連するニュースはGoogleアラートを設定して、見逃さないようにしています。こういったニュースはもちろん、情報という意味では、専門的な内容も学んだりしています。本を読むのはもちろん、実際に話を聴いて学ぶということも大事にしていますね。
他にも常に大事にしてきたことは、思い立ったことは直ぐにやってみるということです。情報収集のときも、トレンドをキャッチしたらすぐさまそのお店に行ってみる、ということをしていました。体験する、ということを大事にしていたこともあり、行動スピードはかなり早い方だと思っています。それ以外でも、お客様やメディアの方が関わっている記事を見たときも直ぐに連絡してしまうんですよ笑 「〇〇見ました!凄く良かったです!!」と…。
これも差別化の一つだと思いますが、「用事があるときだけ連絡してくる人」と思われなくなるわけです。「よく気にしてくれる人」と思っていただくことができます。このように、自社の商材がないからこそ頭を使い、「どうすれば自分を買ってもらえるか」を考え続けて仕事をしていたら、担当者さんに寄り添っているスタイルに着地をした、という形ですね。
担当者さんに寄り添い、その人のメリットとなるようなことを行い続けると、成果に繋がっていくと思います。
成果の秘訣④:行動の量とスピード
ー成果を上げられている時は、強みを活かせている時だと思っています。自分の究極の強みと究極の弱みはどこだと分析していますか?
ストレングスファインダーも行いますが、情報収集力と、それをもとにした行動力は自分の強みだと思っています。スピードを意識しつつ、行動の量を追うことができます。そのため基本的に仕事を寝かせることもほとんどありません。とにかく量を追いつつスピードも意識できる。これが自分の強みであると考えています。
逆に弱みでいくと、数字を見るのが苦手なんですよね。もちろん今までのビジネスパーソンとしての経験の中で、できるようにはなっていますが、本来は苦手です。そのため営業とかも、本当は得意ではないんですよね。ですが、月末に苦しむのがとにかく嫌で、月初やその前の月から頑張るようにしていました。ある意味、この弱みが成果に繋がる行動をとっている要因になっていることもあるかもしれません。
成果の秘訣⑤:自分の客観視
成果の秘訣⑥:緩やかな”オン”の状態を保つ
ーちなみにモチベーションが下がったり、仕事に対して後ろ向きな気持ちになってしまったりすることもあるのでしょうか? ※その際はどう解消していますか?
モチベーションが下がることは、普通にありますね。ただ、その振れ幅はとても小さいと思います。その理由は、おそらくマインドフルネスを日常的に取り入れているからだと思っています。マインドフルネスでは”今”に焦点を充てていくのですが、そうすると自分の気持ちや考えを客観視することができるんです。「あ、今モチベーション下がってるな…。なぜだ?うまく仕事がまわっていないから?提案が刺さらなかったから?」など、現状を客観視して、解決策を打つようにしています。人がモヤモヤしたり、悩んだりしているときって、何にそういう想いを抱いているか分からない時だと思うのです。そのため、それを明らかにさえすれば、次のアクションに移すことができますよね。
ーこれは読者の多くが気になることだと思うのですが、アフター5や土日は何をして過ご していますか?
アフター5は仕事関係で飲みに行ったりすることも多いね。広報の方とか経営者さんと、一緒にご飯に行くことが多いです。それが、仕事をしているかのどちらかだと思います。そのため平日は基本的に仕事のことを考えていることが多いですね。
土日はプライベートの予定も入れることが多いですね。外に出て友人と会ったり、映画や漫画を見ることもあります。ですが私の場合は複業もしているので、土日にがっつり仕事が入っていることもあります。今話して思ったのですが、私の場合はあまりオンオフがないかもしれません。というより、スイッチを切ったあとにまた入れ直すのが苦手なので、スイッチを切るというよりも、緩やかなオンの状態で常に走っている状態だと思います。
今回はラフール株式会社のおーさわさんにインタビューを行いました!
おーさわさんは
・自分を差別化する
・貪欲な情報収集▶即行動のサイクル
・相手のメリットとなることを行い続ける
・行動の量とスピード
・自分の客観視
・緩やかな”オン”の状態を保つ
という5つのポイントの相乗効果によって、トップパフォーマーへと昇りつけました。
また次回の記事も読んでみてください!