今日の作品も笑ってます

こんにちは。
土日は午前中に投稿するように心がけています。
まあ出来ていない日が圧倒的に多いのですが。
載せるものは決まっていたのでもっと早く投稿出来ましたね。
明日のも決まってますがどうなりますかね。
というわけで今日の作品をどうぞ♪

ー・ー・ー・ー・ー
『不適な笑い(将棋)』

松井:       香坂:         観客(島村):


島村「ここはとある旅館の一室。ここで今、アマチュア将棋の最高峰の戦いが行われている。対戦しているのは将棋界に彗星のごとく現れ、女性でありながら数々の強豪棋士を倒してきたスーパー女流棋士 香坂蘭子。そしてその相手は、今回初参戦で全くの無名棋士松井。この二人が今まさに行き詰まる熱戦の最終局面をむかえている」

香坂「ふー(息をはき、一手指す)王手!」

島村「おー7四金!これは決定的な一手だ!この局面で誰もが予想していなかった一手を冷静に指す。さすが香坂、超一流だ。こっからはもう詰め将棋だ、これは松井の投了もあるかもしれない」

香坂「ふー(息をはく)トリッキーな差手にだいぶ苦しめられましたが、あなたの健闘もここまでですね」

島村「おー香坂はすでに勝利を確信しているようだ、さあ松井どうする?!」

松井「いやー勝負の途中にベラベラ喋るとは香坂さんらしくないですね」

香坂「途中?もう勝負はついたようなものでしょ」

松井「いやいや、勝負はまだ始まったばかりですよ」

島村「何?確かに香坂の言うとおり、今の一手で勝負は決したかのように見えるが、松井には何か秘策があるというのか?!」

香坂「ふふふ、あら、何を言い出すかと思えば、無名のあなたとはいえ、ここまで勝ち上がってきた実力があるのなら、もう終わりという事ぐらいわかるはずですが」

島村「確かに俺にもう打つ手はない気がするが、あの松井の余裕の表情が何を意味するのか・・」

松井「将棋は本当に奥が深く難解なもの。強くなればなるほど弱い相手に重大なミスを犯してしまうものです」

香坂「ミス?」

島村「何?香坂が何かミスを犯したというのか?」

香坂「何を言い出すかと思えば、そんなハッタリで動揺するような女に見えましたか?さあもう時間もありませんよ。さっさと負けを認めて楽になりましょう」

松井「ふふふ、本気でもう勝った気でいるのかい香坂さんよ」

香坂「え?」

松井「はっはっはー、あんたは何もわかってないぜー!あーはっはっはー!」

香坂「猟奇的ですね。何がわかってないと言うんですか?」

松井「負けを認めて楽になれ?あーはっはっはー!」

島村「ここへきて何だあの不適な笑いは。確かに松井はまだ詰んではいない。しかしそれも時間の問題のようにも見える。それとも、誰もが見落としている奇跡の一手があるというのか?!」

松井「あーはっはっはー!」

香坂「だから何がおかしいのよ!その気持ち悪い笑い方をやめて下さい!」

松井「香坂さんよこれが笑わずにいられますか、はーはっはっー!は、はーはっ、はーはっ、あーはっはっはー!」

香坂「やめて下さいさ!気分が悪い!笑ってないで早く次の一手指して下さい!」

松井「差して下さいあーはっはっはっはー!」

香坂「笑うな!」

松井「笑うなーはっはっはっはー!らーつぁつぁつぁー!」

香坂「らーつぁつぁ?ふざけてないで早く指して!」

松井「あーはっはっはー・・言われなくても指しますよ、俺の次の一手は」

島村「ど、どんな手がくるんだ!?」

松井「飛車取りだ!!あーはっはっはー!」

島村「は?いやいや王手されてるからね」

香坂「え?この状況で飛車取り?え、それでその笑い?こわー」

松井「あーはっはっはー、王より飛車の方が大事だぜー!あーはっはっはー!」(F・O)

ー・ー・ー・ー・ー
というやつでした。
これは結構好きですね。
というかオチのパターンは昨日のやつと同じですね。
ということはこのシリーズは全部こういうオチだと思います笑
明日載せるのは麻雀です。どんなオチか予想して下さいね。
それではまた明日♪


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はっとー
サポートエリア?についても何もわかっておりませんm(_ _)m 感謝を申し上げればいいのでしょうか?当然そうですよね。ありがとうございます!!勉強します!!