診断がつかない子の困り感
DSM−Ⅴの知的能力障害の診断には入らないけど、生活面で困難さを感じている知的レベルの境界域の子がいます。その中には、幼児期では遅れながらもなんとなくついていき、その後、大丈夫かなと思ったら、学習に困難さが出てくるタイプの子もいます。
一概には言えませんが、学習不振から不適応になり、不登校の子もいます。
自分なりに頑張っているけど、できない、わからない、分かってもらえないことが重なり、自分に自信がなくなってしまう子もたくさん見てきています。
そんな保護者の方にいつも伝えることがあります。
「得意なことを探すのではなく、子どもが好きなことを見つけて下さい」と・・・。
理由は、得意なことというのは、誰かと比べることの見方になってしまうからです(その子の中での得意探しは良いのですが・・・・)。比べるのではなく、その子自身を見ることが大事ですよね!
苦手なこともあるけど、好きなことがあって、それを認められる経験があれば、辛い時も踏ん張っていけると思うんです。
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