絵カード ピアノレッスン編
棒人間に色だけつけたものですが、
教室ではとても役に立っています。
合理的配慮とか、視覚支援とか、ユニバーサルデザインとか、
最近は普通に聞かれる言葉ですが、
誰のための言葉が、知らない人も多いと思います。
例えば、学習障害のひとに、長文読解をして問題に答えなさい、というのは、
あかちゃんに、絵本を音読しなさいといっているようなもので、無理があります。
大学入試などでは、読み上げソフトを使うのが可能なところもあります。
こう言った子供たちに、学校で、
通級システムがあると、
とても助かるんですよね。
私は音楽を教えていますが、指先の動きが苦手な発達障害の子に、
リコーダーはとてもしんどいと感じています。
補助具の(ふえピタ)をつかっても、ソプラノリコーダーの、低いドやレは、きついです。
鍵盤ハーモニカで代わりをさせて貰えたら楽な子もいます。
でも、リコーダーとは、音色が溶け合いません。
最近、旅行で見つけてきた(沖縄の笛)は、指を塞ぐ必要がないので、
合理的配慮の対象にならないか、
検討しています。
さて、今日は、私が教室で作っている、お粗末な絵カードですが、
紹介していきたいと思います。
順番は、変えられないものと、変えていい項目があります。
これらがすんだら、できるお楽しみも、カードにしています。
また今度、ご紹介しますね。
いままで、教室の壁には、気が散ると行けないと思って、掲示物はしていませんでしたが、
最近、保育園のように、可愛らしく飾っています。
教室に入ってすぐ、トトロがお出迎えしてくれますが、正直、自分の背の高さより高いところは、アウトオブ眼中なんです。
気になるところには、カバーをかけたり、❌マークを付けたりしますが、触る時は触るんです。
ダメなものはだめ、と言い聞かせるためにも、
たまには試してみることも、必要みたいです。
コロナ禍ですが、
みなさん、楽しい夏を送ってくださいね!