見出し画像

療育って、敷居がたかい?

ご覧いただき、ありがとうございます。

今日のテーマはこちら!

療育って、敷居が高い?

私の働いている、児童発達支援・放課後等デイサービスでは、主に軽度の神経発達症、またはグレーゾーン、発達の遅れが気になるお子さんを対象に、療育を行なっています。

下は2歳ごろのお子さんから、上は小学校高学年のお子さんまでいらっしゃいます。

療育、と聞くと少し身構えてしまうかもしれません。
知的障害や、身体障害、盲、聾などのお子さんが通うようなイメージがあるのかもしれません。

そのようなお子さんを対象にする施設も多いですが、目下増えている療育施設はどちらかというと、神経発達症やグレーゾーンなど、いわいる"気になる子"の受け皿となるために開設されていることが多いと思います。

保育or教育➕医療🟰療育

通常の保育、または教育ではなかなかその子の発達や、学習面、生活面の向上が難しい場合は、そのお子さんの発達が遅いのが悪いわけでも、親の教育が悪いわけでも、先生の保育や学校教育が悪いわけでもありません。

子育てや保育、教育といった視点とは別に、医療としての視点が必要になるからです。

医療と言っても、一度獲得していたものが病気によって失われ、それを元に戻すような治療、リハビリとは異なり、その子の発達段階や特性に応じて、発達を促す、または特性を把握しながら生きづらさを軽減していくように、社会の流れに適応していくことができるように支援をしていく視点というものが必要です。

医療福祉職の知識を最大限に利用して下さい!

療育施設には、

理学療法士
作業療法士
言語聴覚士
社会福祉士
心理職員

など、医療、福祉の知識、視点を持った職員が在籍しているところも多いです。

このような職種は、保育士さん、学校教員さんの学ぶ発達とは違う視点で発達を学んでいます。

医療としての発達支援を通して、困りごとを解消できる場合も多くあります。

病院だと、ちょっと敷居が高く感じるかもしれません。
診断がつく、というのも怖いな、と感じる保護者さんの気持ちもよくわかります。
お薬なんて言われたら!、、、と感じてしまうかもしれません。

放課後デイなどの療育施設は、病院ほど敷居が高くなく、専門的な視点での保育、教育で指導をしています。

診断名がなくても、受給者証が交付されれば、療育を受けることができます。

ぜひ、お近くの療育施設にご相談ください。


今日の内容は以上です!
また次回もお楽しみに!

いいなと思ったら応援しよう!