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【悩み解決】もう比べたくない...劣等感から来る比較癖の対処法を解説!

動画にもしましたが、記事にもしときます。

動画には上の方に適宜理解しやすくなる
画像を差し込んでいるので、

文字への免疫が低い人はそちらを見たほうが
分かりやすいかと思います。


はじめに

今回解説するのは「他人と比較してしまう」の対処法。

劣等感が強くて、自分に自信がなく、
つい自分より優れた人と比べてしまう、

意識していないのに他の人の話を聞くだけで
何となく精神的に疲弊する、

などの悩みへの処方箋を与える記事となっています。

最初は軽く「なぜ人が他人と比較するのか
というメカニズムを解説しますが、

対処法だけ知りたい人は
比較の対処法」までスキップしてください。

それでは解説スタート!

人が比較する理由

最初に解説するのは
人間が他人と比較してしまう理由

原因が分かった方が誰かの知識欲を充足させつつ、
対処法の意図の理解に繋がると思ったので説明します。

人が他人と比較する理由1つ目は、
進化の過程で比較が必要だったから」、です。

昔の人々は群れで生活していました。

孤独は死に直結するため、
仲間と協力するのが鍵となっていたんです。

その群れの中では自分の役割を知るために
他の人と自分を比較することが必須でした。

例えば、誰が力が強いか、
統率力を持つかなど。

個人の特性を知ることで適材適所で役目を果たし、
生存確率を上げたのです。

比較は元々集団の利益のために
行われるポジティブな行動でした。

人が他人と比較する理由2つ目は、
自分を知るため」です。

考えてみれば、私達は自分の長所短所を
推し量る時も他者と無意識に比較しています。

例えばテストで数学の点数が高ければ、
自分は周囲より数学が得意だと理解し、
更にその力を伸ばそうとするでしょう。

逆に暗記科目の点数が低ければ、
短所を克服するための方法を考えます。

このように比較は
自己成長を促す燃料としても機能するのです。

人が他人と比較する理由3つ目は、
安心感を得るため」です。

人が自分より劣ると見なした相手と比較することは、
下方比較」と言います。

下方比較では「アイツよりはマシだ」と
一時的に自分を肯定して安心感を得られるメリットがあります。

下方比較の意味↑

しかし長所だけではありません。

下方比較では自分以下の人よりマシだから
努力しなくていいと慢心し、
自己成長が止まる可能性があるのです。

現状維持は退化に行き着くので、
下方比較はしないよう意識しましょう。

比較の対処法

では、他人との比較癖を直し、下方比較を
避けるにはどうしたらよいのでしょうか?

対処法は2つあります。

1つ目は「自分より優れた人の行動を観察する」こと。

下方比較の対義語として 「上方比較」という言葉があります。

これは自分より優秀な人と
比べることを指す言葉です。

↑上方比較の意味

上方比較にもメリット/デメリットが存在し、
メリットは相手に追いつこうとする向上心が高まり、
成長のための努力をするようになる
こと。

一方で、自分と相手のレベル差が大き過ぎると、
このようなポジティブな気持ちにはなりません。

自己肯定感の低い人は「自分は全然ダメだ...」と
ネガティブな感情を抱いてしまうのです。

でも、優れた人の良い部分を自分に取り入れる
という考え方にシフトしたらどうでしょうか?

観察するだけなら劣等感も抱かず、
自己成長に繋げることが可能です。

ここで、主がふと閃いた、この話を分かりやすくする
例えがあるので紹介しましょう。

皆さんは星のカービィシリーズの「カービィ」を
知っていますか?

彼↑

あのピンクの悪魔と呼ばれているヤツです。

彼はすっぴん状態では攻撃手段や移動能力が
限られていて、少なくともデデデ大王や
メタナイトより力が劣ります。

そこで使用するのがお馴染み「コピー能力」。

これら↑

彼は敵の能力を盗んで自分のものにすることで
強大な敵にも立ち向かっていくのです。

カービィ以外に少し前に話題になった
パルワールド」も 売れたゲームのいいとこ取りを
して成功した一例だと思います。

皆さんもカービィのように自分に必要なスキルは
ドンドン体に取り込んで力を蓄えていきましょう。

対処法の2つ目は、他者ではなく
過去の自分と比べるということ。

人を観察するとは言っても、自分に
自信の無い人はいつもの癖で劣等感を抱き、
また比較して同じ過ちを犯してしまうでしょう。

そんな人にやって欲しいことが、過去の
出来なかった自分と比べることです。

例えば「前回のテストは平均ギリギリだったけど、
今回はクラスで5番に入れた!」のようなイメージ。

他人を基準にすると候補先が多すぎて
一喜一憂しますが、自分基準にすると敵はただ一人だけです。

ぜひ、常に我が身を省みることを
意識してみてください!

総括

今回は他人と比較してしまうという
悩みへの対処法を解説しました。

比較することは悪いことではなく、やり方が重要。

ナイフのように、凶器にも優れた調理器具にも
なり得るのが比較という行為なのです。

ここまで記事を読んでくれて
ありがとうございました!


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