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ソルカの二面性:回避性ともう一つのパーソナリティ障害)

今回は妖怪三国志のキャラクターである「ソルカ」に
関して更に気付きがあったので彼を再度分析します。


ソルカの基本的な精神疾患

ソルカは名前から予想される通り、
どんなチャンスが訪れても避けようとします。

これは典型的な「回避性パーソナリティ障害」
の症状と言えるでしょう。

兄のノルカが誇大型自己愛性パーソナリティ障害を
所持していると予想され、

幼少期から兄と比較され続けて育ってきたため
批判を恐れ、自己否定感が強まり、
回避性パーソナリティ障害になったと思われます。

これは他の記事でも書きました。

ソルカは〇〇も持っていた!?

先日、漫画版「映画妖怪ウォッチ空飛ぶクジラと
ダブル世界の大冒険だニャン!」を読了して、

ヒロインのカナミが自己愛性で、その影に隠れた
人々が過敏型自己愛性パーソナリティ障害に
なっているだろう、と書きました。

ソルカも同じく、過敏型自己愛性パーソナリティ障害を
所持しているように思われます。

理由は1つ。
それは「目的のためなら手段を選ばない」という
大辞典の説明が書かれていること。

自己愛性パーソナリティ障害を持つ人は自己中心的
な性格を持つことが多いです。

そして、自分に自信がない過敏型自己愛の人は
普段その自己中心的な側面を内面に隠し、

ある時、我慢の限界を超えたときに
露呈します。

周囲の人々は人格が変わったかのような振る舞いで、
驚くでしょう。

自分が達成したい目標がある時は、
他人との接触を懸念せず、妖怪たちとも
戦っている点から過敏型自己愛を持っていると
読み取りました。

光と影のバランス

ノルカとソルカの関係性は
「光と影」に似ていると言えます。

光を浴びている人がいる反面、必ず影に隠れて
一人悲しんでいる人がいるのを忘れてはなりません。

例えば学校教育。

学校では知能の高さが主な評価対象と
なります。

そして、テストを通して大人からランク付けされ、
子供同士も点数を比較して罵り合うのです。

光を浴びる機会が得られた人は健全な
自己肯定感が育まれますが、

運悪く努力しても結果が出なかった人は、
劣等感だけが積み重なり、
自己否定感に押し潰されます。

これは発達障害を持つ人の中でもADHD・LDを
持つ人が特に経験しやすいでしょう。
(ASDは高機能自閉症の場合、過集中などの特性上、
学業には支障をきたさないパターンが多いので敢えて省いた)

失敗体験だけが積み上がると、「学習性無力感」と
呼ばれる、自分が容易に達成できる課題であっても
簡単に諦めてしまう精神状態になるので、

学校教育では今よりも「影」に位置する人への
ケアを重視した方が良いと思いました。

影だけを優先すると光を浴びる人の日光量が減少して
しまうので、何事もバランスが大切でしょう。

総括

今回は妖怪三国志のキャラクター、ソルカに関して
再度性格分析をしました。

日々、学ぶ中で同じキャラでも新たな発見が
あるのが面白いです。

ここまで記事を読んでくれて
ありがとうございました!



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