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ASDと回避性パーソナリティ障害の関係とは?生きづらさの理由を徹底解説!

今回解説するのは、
ASDと回避性パーソナリティ障害についてです!

興味のある人は部分的にでも、
記事を読んでみてください。


ASDとは?(知ってる人はスキップ可)

ASDは発達障害の1つで、

・空気が読めない
・こだわりが強い
・感覚過敏がある
・同じ行動を繰り返すのが好き
・過集中に入ると無敵
・人から嫌われて孤独になる

という特徴がある障害です!

健常者からすると、生きる価値のない粗大ゴミに
見えるでしょう。

回避性パーソナリティ障害とは?(知ってる人はスキップ可)

回避性パーソナリティ障害は
パーソナリティ障害の1つです。

C郡(不安で内向的な障害の集まり)に含まれ、

  • 新たに責任を負うと同僚から批判されるかもしれないので、昇進を断る

  • 自分が好かれていることに確信を持てない限り、友人になろうとしない

  • 他者と友人になるためには、いくつもの試験を乗り越えなくてはならないと思っている

  • 嘲笑されることを恐れ、自分のことを話さない

  • 些細な指摘でとても傷つく

  • 相手のわずかな所作から嘲りを感じ取り、強い反応を示す

  • 自分を他の人よりも劣った存在だと思っている

という特徴があります!

ここからはASD×回避性パーソナリティ障害の
関係を分析していきます!

【ASDの特性と回避性パーソナリティ障害の共通点】

まずは、ASDと回避性パーソナリティ障害の
共通点。

文章で長々と話すより、箇条書きでまとめた方が
良いと思ったので簡潔に示しました!
(AI使ってます)

1. 対人関係の困難

   - ASD: 他者とのコミュニケーションが難しいため、社会的な場面での会話や感情の読み取りに苦労します。会話の文脈を理解するのが難しかったり、非言語的な合図(表情やジェスチャー)を読み取れないことが多いです。

   - 回避性: 人からの批判や拒絶を恐れるため、
対人関係を避けがちです。自分が傷つくことを
避けるために、人と距離を置き、結果的に孤立することがあります。

2.社会的不安

   - ASD: 社交的な状況に不安を感じることがありますが、それは主に社会的な合図の理解や適切な反応の難しさに由来しています。集団活動での役割や会話の流れを把握しにくいため、不安を感じることが多いです。

   - 回避性: 社会的な場面での不安は、批判や拒絶への過度な恐怖から来ています。失敗や恥をかくことを避けたいという強い思いが不安を引き起こします。

3. 孤立

   - ASD: 他者との交流が難しく、結果的に孤立することがあります。孤独を感じる一方で、他者との関わりにそれほど強い欲求を持たない場合もあります。

   - AvPD: 社会的な交流を望むものの、拒絶される恐怖から自ら孤立してしまうことが多いです。孤独感を強く感じつつも、人と近づくことができません。

4. 自己評価の低さ

   - ASD: ASDの人は、他者とのコミュニケーションの困難さや些細なミスから、自己評価が低くなることがあります。また、他人との比較(「何でお前は出来ないんだ?」など)によって自己否定感が強くなることもあります。

   - AvPD: 批判や拒絶に対する恐怖が自己評価を大きく低下させます。自分は無価値だという思いが強く、他者に自分の内面をさらすことを極端に避けます。

5. 新しい経験や挑戦の回避

   - ASD: 変化に対して強い不安を感じるため、新しい経験や挑戦を避けることがあります。日常のルーチンが崩れることや、予測できない状況に対する恐れが強いです。

   - AvPD: 批判や拒絶を恐れて、新しい状況や挑戦を避けます。失敗や恥をかくことへの恐怖から、リスクのある行動を取らないように努めます。

6. 感情の抑制

   - ASD: 自分の感情を理解したり表現することが難しい場合があります。そのため、感情的な反応を抑えたり、不適切な状況で感情が爆発してしまうことがあります。

   - AvPD: 感情を表に出すことで批判されることを恐れ、感情を抑え込む傾向があります。特にネガティブな感情を表現することを避けます。

【ASDと回避性パーソナリティ障害の相違点】

相違点に関しても箇条書きで示しました。
(AI使ってます)

1.原因・発症の違い

- ASD: ASDは生まれつきの神経発達障害です。
脳の発達に関わる遺伝的要因や環境要因が関連しており、幼少期から社会的コミュニケーションに
困難を感じることが特徴です。症状は幼児期から現れることが多いです。

-  回避性: 回避性パーソナリティ障害はパーソナリティの問題で、発達過程や経験したトラウマ、
過去の人間関係の問題などが関係していると考えられています。通常は青年期や成人期にかけて発症することが多いです。

2. 社会的な欲求の違い

- ASD: 他者との社会的な関わりに対する欲求が低い、またはあまり理解していないことがあります。孤独を感じても、必ずしも他者との密な関係を求めないことがあります。

- 回避性: 人と関わりたいと思っているにも関わらず、拒絶や批判を恐れてそれを避けてしまうという矛盾した状態にあります。孤立することに強い不安や苦痛を感じますが、恐怖心がそれを上回ります。

3. 他者からの評価に対する反応の違い

 - ASD: 他者の評価や感情に気づきにくいことがあり、他人がどう思うかに強く反応しない場合が多いです。社会的なルールや暗黙の了解を理解しづらいことが、自己評価にあまり影響しないこともあります。

-  回避性: 他者からの評価に対して非常に敏感です。自分が批判されたり拒絶されることを強く恐れ、他者の視線や意見に対して過剰に反応します。その結果、人との関わりを避ける行動が強まります。

4. 対人スキルの発達具合

 - ASD: 社会的なスキルや対人スキルの発達が遅れたり、未発達であることが特徴です。日常の会話で相手の表情を理解することが難しく、他者との交流に苦労します。

 - 回避性: 基本的な対人スキルは持っていることが多いですが、過去の否定的な経験や自己評価の低さから、それを使う機会を避けてしまいます。理論上は対人スキルを使えるものの、恐怖や不安によって実行できません。

5. こだわりや興味の範囲

 - ASD: 特定の興味や行動に強いこだわりを持つことが多いです。趣味や日常生活で非常に狭い範囲の興味に集中し、それが人間関係よりも優先されることが多いです。

-  回避性: 特定のこだわりや興味に執着することはあまり見られません。むしろ、人間関係を避けることで、生活全体が制限されてしまう傾向があります。

6. 感覚過敏や感覚鈍麻の有無

-  ASD: 感覚過敏や感覚鈍麻が見られることがあります。特定の音、光、食べ物の感覚に対して非常に敏感だったり、逆に鈍く感じることがあります。この感覚の違いが日常生活や社会的状況に影響を及ぼすことがあります。

 - 回避性: 回避性パーソナリティ障害では、感覚過敏や感覚鈍麻は一般的には見られません。むしろ、主に心理的な要因(拒絶や批判に対する恐怖)に強い焦点が当てられます。

7. 新しい状況への反応

 - ASD: 予測できない状況や変化に対して強い不安を感じることがあり、ルーティーンや規則正しい日常を好みます。変化に対応することが苦手で、新しい体験がストレスの原因になることがあります。

-  AvPD: 新しい状況に対しては、主に「失敗したらどうしよう」「他人にどう見られるか」という社会的な恐れが反応の中心です。変化そのものよりも、変化が他者にどう受け取られるかに不安を感じます。

ASDは回避性パーソナリティ障害が併発しやすい!?

実はASDと回避性パーソナリティ障害は併発しやすいという特徴があります。

理由は単純に
人から嫌われる天才」だからです!

・空気が読めない
・思ったことをそのまま言ってしまう
・自分勝手な行動をする
など、

明らかに人から嫌われる要素が含まれているので、
他人から冷ややかな目を浴びせられて、

自信を失い、結果として
回避性パーソナリティ障害も併発
してしまうのです。

他人からの評価をあまりに気にしない
(ASDとしての自覚がない)人は、

回避性パーソナリティ障害になる確率が
低くなると思います。

ASDと回避性が併発した時の弊害…

ASDと回避性パーソナリティ障害は、
併存することがあります。

ほんとに地獄です…

この場合の生きづらさを箇条書きで示しました!
(AI使ってます)

1.極端な社会的孤立

・ ASDによるコミュニケーションの難しさと、
回避性による他者との接触への恐怖が
組み合わさることで、社会的な孤立が極端に
深まる可能性があります。

・ASDのために他者と上手く意思疎通できない
一方、回避性の影響でそもそも他者との関係を
避けようとするため、社会的なつながりが
ほとんどなくなります。

2. 強い不安と自己否定

 ASDでは社会的な状況に対する理解の不足から
不安を感じることが多いですが、回避性では
他者からの評価や批判に対する恐怖が重なるため、
非常に強い不安感が生じます。

・回避性の影響で自己否定的な思考が強まり、
自分の行動や存在に対しても過度に否定的な
感情を抱くことが増える可能性があります。

3. 対人スキルの発達の停滞

・ASDでは元々対人スキルの発達が遅れることが
多いですが、回避性による回避行動が加わることで、さらに対人スキルを磨く機会が失われます。

・恐怖心から人との関わりを避けることで、
実際にコミュニケーションを学び、改善する
機会を自ら奪ってしまう可能性があります。

4. 新しい挑戦や経験の極端な回避

・ASDの特性として変化や新しい経験に対する
不安がありますが、回避性の影響で新しいことに
挑戦することがさらに困難になります。

・拒絶や失敗を恐れるため、変化や新しい状況に
対して過剰に回避する傾向が強まり、
生活が狭まり、発展的な活動ができなくなる
可能性があります。

5. 過度なストレスによる心身の不調

・ASDによる感覚過敏や不適応に、回避性の強い
不安や自己否定が重なることで、日常生活に
おけるストレスが増大します。

・心身にさまざまな不調をきたすことがあり、
うつ病や不眠症などの身体的な症状が現れる
こともあります。

6. SOSを出すことの困難

・ASDによる自己表現の困難さに加え、回避性の「他人に迷惑をかけたくない」
「拒絶されるかもしれない」
という恐れが
強いことで、援助を求める行動が非常に
難しくなります。

・支援が必要な場面でも、自らその助けを求める
ことができないため、適切なサポートを
受けられない可能性があります。
⬆これが1番人生で悲惨…

7. 職場や学校での適応困難

・ASDでは対人関係や柔軟な対応が必要な環境に
適応しにくいことがありますが、回避性による
対人恐怖が加わることで、職場や学校での適応が
さらに困難になります。

・特に他者との協力が求められる場面や、
新しい環境に入る際のストレスが大きくなり、
適応が非常に難しくなる場合があります。

ASDと回避性パーソナリティ障害の対処法

最後に、ASDと回避性パーソナリティ障害が
併発している人が生きやすくなる方法を
お伝えします!

それは、
小さな成功体験を積む」こと。

ASDの人も、回避性の人も共通するのは
コンフォートゾーンから出られずに苦しんでいる
ということです。

コンフォートゾーンは普段生活している
快適な領域のことで、他人から批判されるリスクは無いものの、自己成長する機会もありません。

自己成長するためには、コンフォートゾーンを
出たすぐ先にある「ラーニングゾーン」へ
行かないといけません。

ラーニングゾーンはその名の通り、様々な気づきや
学びが得られる領域のことで自分を高めることが
出来ます。

ラーニングゾーンの
その先にあるのは「デンジャーゾーン」。

自分が挑戦したのことない未知の領域なので
失敗する確率も高く、無理にここに足を踏み入れると余計に自信を失います。

大事なのは、「ラーニングゾーン」にいかに
飛び込めるか。

そこで使えるのが「小さな成功体験を積む」
という対処法なのです。

最初から大きな目標を達成することは出来ません。

例えば、跳び箱5段も飛べない人が、
急に8段に挑戦したらどうなるでしょうか?

怪我します。
ケアするのに無駄な時間も取られます。

物事には段階があるので、
ホップステップジャンプ」の順で
行動するべきなのです。

大きな目標を最終的に達成したい場合も
目標を細分化することで、取り組みやすくなり、

自己効力感(自分は出来る!という感覚)も
高まるので、ぜひ生活に取り入れてみてください。

総括

今回はASDと回避性パーソナリティ障害に関する
記事を書きました!

また、障害×障害の記事を書いてみたいです。

ここまで記事を読んでくれて
ありがとうございました!



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