ドーパミンは「もっともっと」の物質!!
樺沢紫苑の本で、ドーパミンについて知見を
深めたので、自分でアウトプットも兼ねて、
説明してみます。
説明用の画像も付けて、イメージしやすいように
工夫しました!
どんな時に分泌する?
上記のようなシチュエーションで分泌します!
プラスの効果は?
モチベーションが上がり、更に頑張りたい!と
思えるようになることです。
例えば、「数学は解けると楽しい」なんて言いますよね。
問題に正解すると、他の問題も解けそうな気がして、
応用問題などにも挑戦するようになります。
このようにプラスの側面だけに活用出来ればよいのですが…
ドーパミンは、説明書必須の
取り扱い注意な物質です。
ドーパミンの欠陥仕様
ズバリ、依存症になりやすい!ということです。
ドーパミンは本来、自分の努力の結果として与えられる報酬ですが、
「努力せずに出す方法」もあります。
それが「酒」「タバコ」「ギャンブル」「ネット」「ゲーム」
「薬物」「買い物」「食べ物」「SNS」などの娯楽。
自分に関係ないコンテンツも多いと思いますが、「SNS」などは
身近に感じる娯楽なのでは無いでしょうか。
これらの娯楽は「簡単に取り組める上、やめ時を見つけづらい」。
結果として依存症となり、人生をより早く「ゲームオーバー」に
近づけてしまうのです。
発達障害者は依存症になりやすい!?
発達障害者は依存症になりやすいという研究があります。
愛媛大学の研究では、ASD患者(10~19歳)を対象に、
患者と両親に対して質問を行いました。
ASD患者55例のうち、25例がインターネットの依存の
傾向が見られたという結果です。
また、インターネット依存群は、非依存群に比べ
ゲーム機の使用頻度が高く、
ADHDも併発しているASD患者は、
インターネット依存に対する強固な介入が必要だと分かりました。
約45%がネット依存…
結構恐ろしい数字です。
自分も、ADHD+ASDでインターネットに異常なほど
執着しているので震撼しました。
恐らく、ASDの「興味・関心の偏り」の症状に、
「インターネット」という趣味が
マッチして、抜け出せなくなってしまったのでしょう。
ADHDには「集中力が低い」という特徴があります。
インターネットやゲームは集中力を必要としない趣味。
だからこそ、ADHDの短所を潰しつつ
依存できるコンテンツとして、溺れやすいのでしょう。
依存症を防止するには?
ズバリ、制限するしかありません。
具体的な方法をいくつか挙げます。
①物理的に距離を置く
自分で実践して、効果が一番高いと思うのは
「物理的に距離を置く」という方法。
勉強する時は、PCをクローゼットの中に閉まって
視覚的に見えない状況を作り出す。
こうすると、ADHDの「気が散りやすい」という症状にも
対処できて、勉強だけに思考を傾けることが出来ます。
また、「環境を変える」という手段で距離を置く方法も
あります。
部屋にお宝がありすぎて、PCを隠しても
本を読んでしまう時は、
勉強道具だけをカバンに詰めて、
スーパーの休憩コーナーへ行って勉強します。
「せっかく勉強しに来たんだから…」という意識も
はたらき、長時間集中して学習に臨むことが出来るのです。
勉強以外の活動でも、集中できない時は
オススメの方法です!
②時間を制限する
次に紹介するのは「時間」の制限。
スマホであれば、時間制限アプリをDLする。
タイムロッキングコンテナの中に入れてみる。
Switchであれば、「見守りSwitch」の機能を自分で使って
プレイ時間に制限をかける。
食べ物であれば、「この日しか食べられない」という
自分ルールを決める。そして紙に書いて目に付く場所に貼る。
少し考えるだけで、様々な方法があります。
自分が依存しているコンテンツに対する対処法は
調べればいくらでも載っているので、検索してみてください。
③アウトプットを組み合わせる
依存しているコンテンツに関する記事をnoteに
アウトプットするという手もあります!
例えば、僕の場合「妖怪ウォッチ」が大好きです。
ただ遊ぶだけでは無駄に時間が過ぎていき、
親からも注意されるのが、目に見えています。
そこで利用するのが、今使っている「note」。
「今日はこの目標を達成する」と目標設定し、
目標を達成したら、必ずnoteに記録するぞ!と意気込むのです。
目標を立てれば、その目的以外にゲームを遊ぶことも
ありません。
人間は同時に処理できる物事の数が限られているからです。
「文章力」「自己内省力」「表現力」「論理力」が向上し、
依存症まで防止できる、この方法。
「youtube」でも解説動画を制作するという形で活用していますが、
皆さんも、自分の好きなことなら楽しみながら
アウトプットできるのでは無いでしょうか?
総括
今回は、ドーパミンに関して「依存症」の話を
中心にまとめてみました。
もう少し読み深めたら、「セロトニン」「オキシトシン」
についても、記事を書きたいと思います。
ここまで記事を読んでくれてありがとうございました!
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