「ノルカソルカ」は自己愛性×回避性パーソナリティ障害の化け物www
皆さんは妖怪ウォッチシリーズのゲームである
「妖怪三国志」のラスボス、
ノルカソルカを知っていますか?
(多くの人が知らないと思います…)
彼は「ノルカ」、「ソルカ」という兄弟の妖怪が
合体して出来上がった妖怪なのですが、
「ノルカソルカ、精神障害者説」が
ふと頭に浮かんだので、記事にしてみます!
①ノルカは自己愛性パーソナリティ障害
まずは、兄である「ノルカ」が
自己愛性パーソナリティ障害である
という仮説です。
ノルカはポジティブな性格で、勝負事が大好きで
何にでも「乗り」ます。
自分のことを身分が高い妖怪だと思いこんでいて、
「ノルカ!様つけろよ?」
と傲慢な態度も示すのです。
この特徴が自己愛性パーソナリティ障害 誇大型
に似ていると思いました。
自己愛性パーソナリティ障害の
特徴は以下の通りです。
自分の能力を過大評価し、業績を誇張する
他者の能力を過小評価する
自分が特別で優れた存在であると誤信する
他者の感情やニーズに対する共感性が欠如する
対人関係で自己中心的かつ搾取的な行動をとる
批判に過敏で怒りやすい傾向がある
注目されたい、褒められたいという思いが強い
他者からの指摘や評価に対して傷つきやすく、引きこもってしまったりうつになってしまったりする
弟のソルカとよく喧嘩していたという情報が
大辞典にも書かれていることから、
自己愛性パーソナリティ障害の症状に
よく当てはまります…
②ソルカは回避性パーソナリティ障害
次に弟の「ソルカ」が回避性パーソナリティ障害
ではないか?という考察です。
ソルカはネガティブな性格で何事も
「避け」ます。
そして、兄弟喧嘩をよくしていたという
記述があることから、家庭内では
「ノルカ>ソルカ」の関係が構築され、
ソルカは自分に自信を失ってしまったのでしょう。
実際、回避性パーソナリティ障害を持つ人も
周りに優秀な自己愛の人が居て、
自分は批判され続けて殻に閉じこもってしまった
というケースがよくあります。
回避性パーソナリティ障害の症状は以下の通り。
拒絶や批判、屈辱を受けるリスクのある状況を回避する
人との接触を求めながらも、深い人間関係を結ぶことを避ける
友人や親しい関係の人が少なく、新しい人間関係を築くことが困難
内向的な性格で、大勢でわいわい活動するよりも
一人で静かに活動することを好む自分が非難されたり、拒絶されたりすることを極端に恐れ、社交的な状況で拒絶されるかもしれないという不安から、人との関わりを避ける
自分が劣っていると感じ、他人から批判されることへの過剰な恐れがある
自分が何か言えば、他者はそれが間違っていると言うと考える傾向があるため、静かで臆病となる傾向がある
嘲られたり、屈辱を感じたりしないために、
自分について語りたがらない
自分も回避性パーソナリティ障害の傾向が強いので
密かに彼を応援しています。
自己愛と回避性が混ざることによる弊害
ここまでの内容を踏まえて、ノルカ、ソルカが
それぞれ精神障害者であるということは
理解出来ましたでしょうか?
コイツらが合体して、「自己愛+回避性」の
精神障害者になるとどんな状態になるのでしょう。
一応僕も両方持っていますが、自己愛性は過敏型を
所持しているのでAIに聞いてみました。
※NPDは自己愛性パーソナリティ障害、
AVPDは回避性パーソナリティ障害を示しています。
1. 自己評価の矛盾
メカニズム: NPDの影響で自己評価が過剰に高く、他者からの称賛や肯定を求める一方、AVPDの影響で自己評価が極端に低く、他者からの批判や拒絶を恐れる。
具体例: 自分は特別な存在であると感じながらも、他者に評価される場面では強い不安や恐怖を感じるため、結局その場を回避してしまう。これにより、自己評価が一貫せず、常に自信の欠如と過剰な自己評価が交互に現れる。
2. 人間関係の困難
メカニズム: NPDは他者を利用し、自分の価値を高めるために人間関係を築こうとするが、AVPDは拒絶される恐怖から他者との関係を避けようとする。
具体例: 友人やパートナーに対して、最初は過剰な魅力を感じさせようとするが、関係が深まるにつれて自分が拒絶されるかもしれないという恐怖が増し、その結果、関係を避けたり、急に切り離したりする。
3. 依存と孤立のパターン
メカニズム: NPDの自己中心的な特性とAVPDの孤立志向が組み合わさると、他者に対して過度に依存したり、逆に完全に孤立するパターンが生じる。
具体例: 誰かに強く依存し、その人が自分を満たす存在であると
感じるが、同時にその人が自分を拒絶するのではないかという恐怖から、急に距離を置いてしまう。結果として、依存と孤立を繰り返す。
4. 批判への過剰反応
メカニズム: NPDは批判に対して非常に敏感で、攻撃的に反応する傾向があるが、AVPDの影響で批判を受けること自体を極度に恐れる。
具体例: 仕事や学校での軽い指摘やアドバイスを、自分への個人的な攻撃と受け取り、激しい怒りを感じると同時に、その場から逃げたくなる。
これにより、建設的なフィードバックを受け入れることが困難になる。
5. 自己否定と過剰な自己主張
メカニズム: NPDの自己中心的な特性が過剰な自己主張を引き起こす一方で、AVPDの自己否定的な傾向が自分を否定する感情を強める。
具体例: 自分の価値を証明しようと過剰に自己主張するが、内心では
その主張が正当であるかどうかに強い不安を抱え、結果として
自責の念に駆られる。
6. 職場での適応困難
メカニズム: NPDの自己重要感から、重要なポジションや役割を
求めるが、AVPDの不安から、それを担うことへのプレッシャーを
強く感じる。具体例: 昇進を望みながらも、昇進後の責任や批判に対する不安から、
その役割を回避しようとする。結果として、職場での適応が困難になり、ストレスが増大する。
7. 過剰な防衛機制
メカニズム: NPDとAVPDが組み合わさると、自分を守るための防衛機制が
過剰に働くようになります。NPDでは、自分が特別であるという信念が
強く、自己価値を傷つけられることを極度に恐れます。
一方、AVPDでは、他者からの批判や拒絶を避けるために、対人関係を
避ける傾向があります。この2つの障害が組み合わさると、
批判や拒絶の可能性がある場面で、自己を守るための行動が過剰に
出現することがあります。
具体例: 例えば、職場や学校での会話の中で、他人からの意見や
指摘を受けた際に、NPDの影響で
「自分が特別な存在なのに、なぜこのようなことを言われるのか」と
感じ、怒りや不満を抱きます。その一方で、AVPDの影響で
「このままではさらに批判されるかもしれない」という恐怖心が強まり、その場から逃げ出したくなるか、相手を攻撃的に非難する行動に
出ることがあります。このように、防衛機制が過剰に働くことで、
他者との関係が悪化し、対人トラブルを引き起こすことが多くなります。
8. 自己欺瞞の強化
メカニズム: NPDの自己重要感が自己欺瞞を引き起こし、AVPDの回避傾向がそれを認めないように働くことで、現実の自己評価から乖離する。
具体例: 自分が他者からの拒絶を恐れて行動を回避していることを、自分が特別な存在だから他者に理解されないのだと正当化する。これにより、問題の根本原因に気づかず、自己改善が困難になる。
9. 感情の分裂
メカニズム: NPDの影響で感情が極端に高揚しやすいが、AVPDの影響でその感情をコントロールしようとするため、感情の一貫性が失われる。
具体例: 他者に対して非常に感情的に接する一方で、急に感情を抑制し、冷淡な態度を取ることがある。このような感情の分裂が、自分自身や他者に対する混乱を引き起こす。
10. 自己成長の停滞
メカニズム: NPDの自己満足感とAVPDの失敗恐怖が
組み合わさることで、自己成長への挑戦を避ける傾向が強まる。具体例: 自分が既に完成された存在であると信じる一方で、
失敗の可能性がある新しい経験や学びを避ける。
これにより、自己成長や発展の機会が失われる。
要するに、対となる特性がぶつかり合って脳内で
兄弟喧嘩が始まるというわけです。
ノルカソルカはやっぱりカオスな妖怪でした。
精神障害者を見て嘲笑うことを
「妖怪ウォッチ(笑)」なんて皮肉めいた言葉で
言うことがありますが、
本当に妖怪に取り憑かれてんじゃないかって
僕も思います。
総括
今回はノルカソルカに関して分析してみました!
これからも妖怪を独自の視点で読み解いて
記事にしていきたいです。
ここまで記事を読んでくれて
ありがとうございました!