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" 道端カレン「すべては小さなステップの先にしかない」 " - 日経WOL連載解説2

日経ウーマンオンライン、2018年8月10日掲載の第2回: 

" 道端カレン「すべては小さなステップの先にしかない」- テレビ体操、ヨガ、泳げない大人の水泳練習…意外な共通点 "

この回つまりは、2018年3月のケガ発症直前までの競技パフォーマンス成長の過程を書いています。

成長、挫折、再成長

産後のヨガ&TV体操の継続習慣があり、たまたまTVの仕事でマラソンを走ったのをきっかけに朝ランを始め、その流れでトライアスロンも始め、ときっかけを挟んで、やることは変わってゆくけれど、共通するのは、やる、と決めてからの徹底。

同じ企画でマラソンはじめた芸能人さんもいれば、同時期にマラソン始めた市民ランナーさんもいるわけで、スタート時点ではみな同じ。スタートダッシュを鮮烈に決めたわけでもない。ただ、進歩が止まらなかった。

今年3月までは。

「股関節唇損傷0」と第するブログは5/26。6/7の「最後に」 まで19回分の連続投稿があり、以後も関連の投稿が続いている。6/1の「股関節唇損傷7」で書かれた生い立ち、福井の思い出がほっこりしていて良い。

けれども、

ちょうど今年は国体が出身の福井県での開催であることもあって、国体(10月)への申し込みもしていた。
もちろん福井県代表。
福井で行われる国体には、私にとって特別な思いがありました。

と最後に。思い出の土地を晴れ舞台にしたかったのに、できなくなってしまった。

僕は、せめて、書いておこう、伝えよう、と思った。この3回連載でのライターとしての大きな動機。最後書いたように、順調に進んでれば福井国体2018の上位半分には入ってただろうと僕は考えているし。

だったのだけど、

また下から積み上げていかないといけないのですが、私は努力するのは嫌いじゃないので、その過程も楽しみたいと思います。トライアスロンは逃げていくものじゃないので、私がまたここから進んでいけばいいから。

なんてサラリと語られると、もっともっと伝えるべきものあるなあ、という取材でした。

ついでに、女性アスリートと髪について

ところで最後バイク写真↑長い髪のなびきみ、かっこいい! 

海外の女子トップアスリートには髪が長い選手が白人黒人とも普通で、日本の短髪=スポーティ、というイメージは全くない。中国韓国女性も短めか。

なので、カレンさんは髪長くて良い人なのだけど、短くもできる人なんだな。このあたりの選択も、モデルとしての職人芸の1つだ。

この取材は7月、超猛暑がちょっとだけ緩んだ日の午後。人物写真にはよくないらしい西陽が差し掛ける状況だけど、カメラ、メイク、モデル、それぞれがプロの技で瞬時に対応してゆく。ほんの数分間でできあがった写真のクオリティに驚いた。

カレンさんは、カメラマンがシャッターを押して少しだけ構え直す一瞬に、次の全く違うポーズを取ってゆく。これが技。あの撮影風景、許可とって横で動画撮っておきたかったくらい。

そんな取材でも、和やか、楽しそう、面白い、そんな場の空気が伝われば。心からたのしんでやってることは、少しでも広く伝わってくれると嬉しいです。

日経ウーマンオンラインインタビュー、最後の第3回は来週予定です。またちょっと違った一面が語られています。お楽しみに!

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